長かった様で早かったシーズン
昨年度はストッククラス全日本選手権で5位の成績を残すことができ、次はオープンクラスでの参戦と決めたのはもう一年間前の出来事!
簡単にオープンクラスと書いてますが、当時のMSTでは最速のカテゴリーでした。
しかも、参戦しているのは、マッハ氏を始め、全日本選手権ファイナリストとややこしい(笑)強者の盛合せです。
しかも、速いカテゴリーが超苦手なピースケ…(この苦手意識の克服の目的もありました)
ストッククラスにはストックの難しさがもちろんありますが、オープンクラスは全く別モノでした。
車重が軽いDD車にハイパワーモーター そしてゴムタイヤ。
この組み合わせで如何にマシンをコントロールするか?悩みは尽きませんでした…
それと、一年間のシーズンを通して安定した成績を残す事の難しさ…
また、これが楽しさでもありますがね!
ここからは一年間戦ったマシンをサラッと紹介してみますね。
気温・路面温度が低い前半戦では
フロントタイヤにミディアム
リアタイヤにソフト
を基本にセットをしていました。
僕が考えるGTは全てと言っても過言では無いくらいリアのロールとピッチングに依存しています。
フロントサスは補助的な役割です(最終微調整用)
偉そうな事書いてますが、理論はサッパリ分からんので、数打ちゃ当たる作戦ですが…
これが、低温時に大当たりしたリアセクション
さらに、左右のマウントを繋ぐバーを取り外し、ロールをフリーにしてしまいます。
これで、リアのトラクションが格段とアップします。ハイパワーなオープンクラスではかなり走行フィーリングが楽になります。当然、リアのトラクションが上がると言う事は、アンダーステアになります。
ここで、合わすのがフロントミディアムタイヤ。
これでバランスを取ります。
しかし、時と場合にもよりますが、フロントのグリップが極端に上がり、オーバーステアに傾く時があります。
その時は、フロントダンパーを装着しフロントのグリップ感をマイルドにし対応します。
第一戦~三戦までこの仕様で好調を比較的楽にキープできました。
成績は
Rd.1 2位
Rd.2 優勝(TQ&fastest)
Rd.3 2位
Rd.2では、世界のレジェンド 広坂正美 氏を破ってのTQ獲得(決勝では負けてしまいましたが…)
昨年のストック全日本選手から仕様している kon body works の処女作です。
一年間 頑張ってくれました。
後編に続く…
いつ書くか知らんけど…