「朱に交われば赤くなる」という言葉があります。
これに下の句?というか続きがあるのをご存じの方は
多いと思います。
続きは、
墨に交われば黒くなる
です。
「朱に交われば赤くなる」って、良い交友関係ではない場合に
用いられるようですので、「墨に交われば黒くなる」は
恐らく「良い交友関係」のニュアンスで言っていると仮定します。
たぶん、ですよ。
たぶんですけどね。
一度赤くなった人は、後に「墨に交わ」ってもなかなか黒くは
ならないのかも知れないなと思います。
人が変わる方法ってのは、3つあるのだそうです。
1:時間の使い方を変える
2:場所を変える
3:付き合う人を変える
この3つだそうです。
このうちの1つでも変えると変わることができるのだそうです。
私は、方法の前の段階がいちばん大切だと思っていまして、
それは「自分が『朱に交わ』ったがために『赤くな』ってしまった」と
気づくことじゃないのかなと。
朱って鮮やかで美しい色なので、強烈に印象に残りやすいだろうと
思うんです。
だから「朱」を美化してしまうのではないのかなと。
「朱」の幻想を絶つことができないのかなと。
朱を美化している自分に気づかなければ、先述の「3つの方法」とて
小手先のテクニカルな要素に過ぎないのではないのかなと。
そんなことを思いました。
そんな気がしました。
ところで、慢性痛の方。
慢性痛の方にも、先ほどの「3つの方法」は
良いと思います。
ではまた。