「オレたちも入るぞ!」

「えぇ……(泣)」

 理人が店に入る旨をハンドサインで伝えると、電柱の後ろの二人からもOKが返ってきた。

 マジかよ。

「さあ、いくぞ」

「あぁ……(号泣)」

 かくして達也は、理人たちに引きずられるように例の店へ入っていった。

 

***

 

「いらっしゃいませ」

 笑顔が素敵な女性店員に案内され、達也たちは席に着いた。

 どうやらここは喫茶店のようだ。それも和風の。

「お、ちょうどここから文人さんたちが見えるぞ!」

「さっきの店員サン、ナイスだネ」

「絶対意図してないけどな…」