「ヤバイ…ムリ…プールでのトレーニング疲れタ…」

 普段にもましてハードな練習を終え、リーはすでに口から魂を出している達也の隣にべちょっと倒れこんだ。

「みんなお疲れ」

「あ、二階堂センパイ」

 キャプテンの登場に後輩たちは、倒れたり座り込んでいる面々を叩き起こし、大声で挨拶する。

「無理するなって、ただでさえ今日はハードだったんだから」

 さわやか笑顔で後輩を労う二階堂は、その人柄から部員たちの信頼も厚い。

「おつかれ~」

「東雲先輩、お疲れ様です!!」

 あとから部室に入ってきた文人にも、後輩たちは挨拶した。

「そうだ文人、この後のあれだけど…」

「あれ…?」