―――プールへ移動したバドミントン部一同。

「ひゃほーいプールだー!!!」

「トレーニングの一環だからな?」

「小学生かよ…」

 目の前で光を反射する大量の水に、大げさなくらい歓喜する和樹。

 大学生にもなって恥ずかしいやつだな、という感想は、今さらなので達也は口に出さないでおく。

「みんなー!!監督から伝言!」

 そう叫んでいたのは二階堂だった。

「『俺がいない間にハメ外したらペナルティ』だそうだ」

「「「ヒィィィッ!!」」」

 予想した通りの内容に、ペナルティを想像した部員たちは真っ青になって鳥肌を立てる。

「ほんとにペナルティ好きだなぁ、うちの監督…」

 あきれ気味にそう言いつつ、達也たちはトレーニングを再開した。