「ん、うめぇなこれ」

「軽く10パックはいける」

「それはお前だけだ」

 近くのベンチに座って焼きそばを味わう達也と理人。

「おーい達也ー!!」

 つかの間の平和な昼食を堪能していると、すっかり忘れていた騒がしい二人が戻ってきた。

「向こうに金魚すくいあったゾー!」

「そう」

「達也!リーがやりたいって言うから教えてやってくれ!」

「え」

 なんで、と思ったし顔にも出た。しかし達也は慌てて平静を装い、和樹に尋ねる。

「なんでオレ?お前が教えてやればいいだろ?」

「めんどい」

「おまっ」