「あ゛ーーー…」

「…すげえ声だナ」

「当たり前だろ…こんなクソ暑い時期に体育館で地獄の練習だぞ…」

 理人の整った顔からは想像もつかないような声に続き、リーと和樹が元気なさげに会話する。

「…ってあれ?ヒラマツは?」

「平松なら、そこで死んでるぞ…」

「「エッ?」」

 理人がだるそうに指さした方向へ、和樹とリーはなんとか首を動かす。するとそこには、血の気の引いた顔で白目をむき、死体のごとくうつ伏せで横たわっている達也の姿があった。

「「ええええええええええ!!!?」」

 思わず叫んだ二人。だが、飛び起きる気力まではなかった。

「た、達也…!?」

「顔が青イ…!!」