「うおおおおおお!!!やべえやべえ講義に遅れる!!!」

「だから前の日に準備しとけっていつも言ってるだろ」

「お前も急がねえと間に合わねえぞ!!」

「オレは2限からだから時間に余裕がある」

 朝から騒がしいルームメイトに呆れつつ、オレはゆっくりとした動作で必要なものをバッグに入れる。

 バタバタと玄関のドアを開けたルームメイトに続き、遅れてオレも外に出ると、ちょうど隣の部屋の住人も出てきたところだった。

「あ、はよ」

「おはよう、2人とも」

 隣人2人が朝の挨拶をする。

「おはようござ「はざーっす!!」

 ルームメイトがオレのセリフを遮ってきた。ちゃんとした挨拶をしろっていつも思うのに。

 この日も、オレたち4人の何でもない1日が始まろうとしていた―――