映画紹介第7回。
日本の黒澤明監督が放つ総力的代表作品の一つ。「日本の時代劇」をアメリカや世界に植え付けた上でも有名な作品の第一級作。
──***──
それは戦国期だろうか、毎年野武士の盗賊に被害に遭っていた村人達は村の生活を守り抜く為「おさむれぇさぁ」を雇うことに全会一致で決める。
だが、その求めに応じる者はなかなか見つからなかったのだった。が、段々有志の侍(とそのような者、例えば「菊千代」三船敏郎)が集まってくる。皆食い詰め者の侍(など)達であったが、真剣な村人達の訴え掛けに折れ、メシをたらふく食わせるという「約束」だけで危険な村の防備に就く。
集まった七人は戦いの旗を作り挙げ、村を救う為、野武士の盗賊団と合いまみえて、激闘を戦っていく。だが、その中で失われていく人数も少なくなかった。かろうじて勝利する村人と七人の侍の側。
最後に七人の代表のサムライ(志村喬)がつぶやく。「また負けたな」。その言葉にいぶかった生き残りの一人、ずんぐりむっくり太っちょのサムライは、結局田植えを喜んでしていく村人達の「姿(すがた)」を見て、おのれたちが再び敗北したとの言葉の意味を噛みしめるのだった。勝ったのはまたも「庶民の、たくましい農民たち」の方であり、野武士や七人の侍の側では無かった。
日本映画ファンなら必ず目を通さなければならない作品。途中休憩(インターミッション)を挟んだ幾つもの長い格闘と戦闘のシーンは、映画史に燦然と残るつわものの姿を映している。
✿サポートぴあHPは⇒こちら
✿サポートぴあ移行支援ブログは⇒こちら
✿社会福祉法人 土佐あけぼの会HPは⇒こちら
