新選組!! 土方歳三 最期の一日 | YOSHIKAの休日

YOSHIKAの休日

YOSHIKA's Holiday…自分の余暇活動を見直すための記録です。Since 2006/01/30

イメージ 1

DATE:06/01/03 TUE
本放送:2006年1月3日(火) KEY局:NHK
脚本:三谷幸喜
人物:土方歳三【山本耕史】(35)新選組副長
   榎本武揚【片岡愛之助】(34)箱館政府総裁
   大鳥圭介【吹越満】(37)陸軍奉行
   永井尚志【佐藤B作】(54) 函館奉行
 2006年の正月時代劇で、NHK大河ドラマ史上初の続編ドラマとして制作された。新選組局長・近藤勇の死で終わった「新選組!」。このドラマでは、歳三が箱館で死ぬ最期の一日が描かれている。
ストーリー:
   死に場所を求めて戦い続けてきた歳三が、
   生きるための戦いをするため出陣するが、
   新選組援護へ向かう中、官軍に撃たれて死ぬ。
主人公の超目標:
   土方-官軍に勝つ。
鑑賞:TV
http://www.nhk.or.jp/drama/html_news_shinsen.html
http://www.shinsengumi-exp.jp/blog/

 ファンにとっては、新選組の隊士たちに再会できたことが何より嬉しい。スタッフ・キャストに感謝々々。試衛館の回想シーン、1シーンのためにセットを組み直し、総司を始め、山南さんや平助ら、函館ではいなくなっている元隊士たちもみな出演。この短いシーンの準備に費やした時間の長さを考えると、本当に贅沢なドラマだ。
 作劇的にはちょっと難しいところもあったです、個人的には。三行ストーリーも悩んだんですが、書いてみた後で三谷さんのコメントを読んだら執筆意図と合ってたんで、そういうドラマでよかったんだなぁと。
永井「俺たちはさんざん戦った。薩長の大群を向こうに回してよくここまでやった、もういいんじゃないか!?」
土方「俺が何のために今日まで生き続けてきたと思うんですか! すべては近藤さんの無念を晴らすため…あの人 が死んだとき俺の人生も終わった、それでも俺が死ななかったのは、近藤勇を罪人のままにしとくわけにはいか なかったからです! いま薩長に白旗を揚げたら、(叫んで)俺はあの人に何と言って詫びたらいいんですか!」
永井「(諭すように)ごめんなさいでいいじゃないか…」
土方「……(絶句)」
 永井のセリフ、目から鱗というか、勇と歳三の葛藤のすべてを包み込むようなセリフだなぁ…。幕末、ごめんなさいで済ませられなかった人たちはみな死んじゃったんですよねぇ…。佐藤B作さん恐るべし!