心の重荷、少しずつ手放して。 | ピアサポートよこはま

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がん患者さんの不安・悩みを、がん体験者がサポートします。

⭐︎ 私が今思うこと Vol.79 ⭐︎
〜ピアサポーターとしての思い〜

先日、病院内のピアサポートのリピーターさんに、嬉しい言葉をいただきました。
「はじめて来た日、話をじっくり聞いて私の思いに心から共感してくれた。本当に心が救われたわ」「ここはホッとできる心の居場所なの」
診察の後に、涙ぐむ日もあれば大笑いする日も。家に帰る前に、頭を整理して気持ちを切り替える大切な時間だとおっしゃってくださいました。

最近しみじみ感じるのは、お互いの年齢に関係なく、体験者(ピア)同士で心の交流をしているんだな〜、ということです。

他の方のがん体験を聞いたり、最新情報を得るのもよいけれど、それ以上に「自分の気持ちを言葉にして出すこと」って大事だと思います。
治療以外にも、家族、仕事、日々の生活etc.。人生が大きく変化しているのです。一人で抱えている心の重荷を、少しづつ手放すお手伝いができたら嬉しいです。

ピアサポートの基本は「傾聴」(これがなかなか難しい)。
心の耳を傾けて、心の声をキャッチできるように。いつでも「ホッとできる存在」でいられるように。
患者さんの言葉に、私も一歩づつ前進します✨。

(ピアサポーター さ)

※写真は「じっと話を聞いてくれる風」の我が家のワンコ