当事者会活動に対する決意表明 | ピア精神保健福祉士として

ピア精神保健福祉士として

ADHD(発達障害の一種)の当事者であり、精神保健福祉士でもあります。当事者性を持つ専門職として、そして、専門性を持つ当事者として、「当事者」と「専門職」の架け橋になっていきたいと思います。

現在、私のなは「つむぎ 発達障害当事者会」を休会中ですが、7月の活動再開を目指したいと思っています。

正直なところ、今年に入ってから様々なことが立て続けに起きたため、心も身体も疲弊して「つむぎ 発達障害当事者会」を辞めようかと考えました。

しかし、当事者会との出会いから、精神保健福祉士や社会福祉士の資格取得までのことを思い出し、
「やっぱり続けたい。」
という思いが芽生えてきました。

私が当事者会と出会ったのはまだ学生(大学院生)の頃で、人生のどん底の時期でした。

当時は数学の研究をしていたのですが、そのときの私には数学しかなくて、そこで不適応を起こしてしまったため、もう何を信じていいか分からなくなりました。

自暴自棄になって水を一日に5リットル飲んだりもしました。

生きる希望すらなくなって、「死にたい」と思ったりもしました。

しかしそのような中で、浮かんできたのは当事者会で出会った人たちの顔でした。

そしてそのときに、
「死ぬくらいなら、数学なんてやめてしまえばいい。他の道に進もう。」
と思って始めたのが、精神保健福祉士と社会福祉士の勉強でした。

生粋の理系の人間が、障害を抱えながら、それも仕事をしながら資格試験の勉強をすることは容易なことではありませんでした。

しかし、当事者会で出会った人たちが苦手だった社会を教えてくれたり、記述やレポートの書き方を教えてくれたり、あるいは、当事者会で得た知識が役に立ったりで、4年がかりで資格取得ができました

だから、これらの資格は自分一人で取得したものだとは思わないし、当事者会で出会った方々のお力添えがあったからこそだと思っています。

本当に当事者会で出会った方々には心より感謝しています。

とはいえ、当事者会にて当事者の負の側面を見て、悲しくて辛い思いをしたことがあるのもまた事実です。

特に私には、いじめられた経験や仲間はずれにされた経験があったから、いじめや仲間外れの現場や攻撃的な言動を当事者会で見ることは、本当に心が痛みました。

「どうして、いじめの傷みや仲間はずれにされる痛みを知っておきながら、他の人に対して同じことをするのだろうか。」
と思うと、辛くて悲しかったです。

そして見ていていたたまれなくなったのと、見てみぬふりをしている自分が許せなくなって、注意し止めにかかったところ、今度は私が攻撃されていじめの対象になったこともありました。

それでもやはり、私を助けてくれた方々の感謝の気持ちというのは今も健在だから、その恩返しの意味でも当事者会は続けていきたいと思いました。

発達障害当事者のための居場所を作り少しでも孤独感から解放したい、エンパワメントできるよう働きかけていきたい、それはもしかしたら、誰かの自殺を防ぐことにも繋がるかもしれません。

なので、もう少し休んだら、当事者会活動を再開していきたいと思いますので、皆様、よろしくお願いいたします!