「つむぐびと」にて発表→苦しみへの気づき | ピア精神保健福祉士として

ピア精神保健福祉士として

ADHD(発達障害の一種)の当事者であり、精神保健福祉士でもあります。当事者性を持つ専門職として、そして、専門性を持つ当事者として、「当事者」と「専門職」の架け橋になっていきたいと思います。

昨日2月9日に、「つむぐびとプロジェクト」にて発表する機会を頂きました。

発表内容は大雑把に言えば、生育歴を話したあとにこれまでの仕事のことや当事者会活動のことを話し、国家資格を取得後、ピアスタッフに就任。

それから今後のビジョンを話したという流れです。

「障害に気づかなかったゆえの苦しみ」、
「障害に気づいたゆえの苦しみ」、
「障害を開示しなかったゆえの苦しみ」、
「障害を開示したゆえの苦しみ」
など様々ありました。

その中で私の場合は、
「障害に気づかなかったゆえの苦しみ」と「障害を開示したゆえの苦しみ」
が大きかったですね。

特に「障害を開示したゆえの苦しみ」というのは、今現在、直面していて乗り越えなければならない課題であります。

しかし、これは発表の中でも話したことでもありますが、今回のように名前を出して堂々と発信できるのは、
「障害を開示したゆえの強み」
でしょうね。

そのおかげで、これまで以上に社会的活動が充実し、人脈が一気に広がったのは確かです。

「障害を開示する」ということは、想像した以上に苦しいことだということが分かりましたが、それが分かったのも障害を開示した成果ですね。

こんなときこそストレングス視点を大事にして、「障害を開示したゆえの強み」に着目していきたいと思います。

最後になりますが、今回は貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

多くの気づきがありました。

心より感謝申し上げます。