昨日はAKB48を泣く泣く諦め

Businessペルスンになるべくビジネススクールを受講。



圧倒的不機嫌で4時間の受講を終え

22時に新橋駅へと向かった。



一人前のBusinessスペルソンになると言いつつも、俺の代わりにライブに行った奴がむちゃくちゃ気になり電話をする。

周りがガヤガヤしている。

人込みだろうか。


いや。

まさかの新橋駅で遭遇。





ホクホク顔の彼らは熱弁をふるう。




『いや…お前…まじでくっそ可愛かったぞ!!!!!』



『アンコールだけ見に来るサラリーマンもおったのに、お前はなんなん!!』



『生はヤバいわ!!あーヤバい!!』



10秒毎に繰り出される矢継ぎ早の口撃に僕は倒れることすら出来ずに



コーナーポストに串刺しにされ幕ノ内一歩のデンプシーロールをくらっているような錯覚に陥った。


自我崩壊を防ぐべく、俺はとっさに全裸になりラバーズアゲインを熱唱した。


必死だった。

僕たちは天使だった。



そして通勤快速は横浜には止まらない。

通り過ぎる自分の家。


奴隷のような顔の会社員。


滋賀出身の中西圭三。





その時僕は声をあげて泣いた。


すでに泣く準備は出来ていた。