子どもが幼稚園で借りてくる本は、結構私が楽しみにしている。

「オレ、なんにもしたくない」





またまた面白そうなの借りて来たじゃない😆‼️

さっそく一緒に読もうと誘って読んだ。

本ってさ、
読んでるその時で受け取るメッセージも違ったりするんだよね。




なるほどねー。

頑張ってなんかしようとしなくても、
あなたは今のままで、
あなたの「やりたいこと」を「やってる」わけだから、
「わざわざ」なんもしなくていいんだよ。

って話。

どうせ、
もうやりたいことやってるでしょ。

って感じね。



で、このカエルくんの気持ち、
めっちゃ分かるわーーーー!
って読んでて思う。

中学の頃かな〜。
小学校高学年かな〜。

暇な日曜日。

あんまり暇だから、
なんかしたいこともないけど、
なんかしなきゃいけないとかって思って、
急に花瓶と花を探してきて、絵の具を持ち出してきて、
授業で褒められた模写なんかしてみたりして、
でもさ、人より少しくらい得意だからって、
別になんも楽しくもないし、
「わざわざ」なんかしようと思ってやったことだから、それ一回キリ。
続くわけもない。

あの時、
「なんかしなきゃいけない」って焦ることの、
虚しさを知ったよね。



だから、
私は趣味とかホントに何もなくてさ、
将来何をやりたいとかもホントに分かんなくて大学へ行き、
そのあとは、もうその時の自分に素直に従ってここまで来た。

子どもを生んで一息ついて、
新しい何かになりたいって3年も悩んだ時も、
最終的には、
「今の私でいいんじゃん」
って気が付いて進み始めたあの瞬間が、
カエルくんと重なった。

2枚目のこのシーン大好き。




この後、カエルくんが覚醒する。

私たちは所詮、
全ての一部である。