「夏休みが3年あったらいいのに。」

夏休みの宿題もギリギリ終わり、
ホッと一息付き、
今度は今日から新学期が始まる上の子のセリフ。

それを聞いて、
「三年寝太郎」
を思い出した。

いつも寝てばかりで人々にバカにされてた寝太郎が、
村の危機のために一肌脱いだら、
今度は、人々に尊敬されたという話。

「結局、
周りは自分に都合の良い好きなことを言ってるだけ。」

って話ね。



「夏休みが3年あったらいいのに」

と言う我が子に、

「休んだ40日分頑張るぞ!」

という我が子。

人それぞれ、
全く性格が違うのに、

【大人は自分に都合の良い何かを期待している】



先日、子どもたちと出かけた電車の中で、
ベビーカーに乗ってるまだまだ小さな小さな赤ちゃんを見かける☺️

ぷにぷにの手足に、
透き通ったつぶらな瞳。

子どもがこんなに小さな時は、
本当に毎日生きてるだけで良かった。
何か少しでも変化があれば動揺し心配し、
何も出来なくても何かでなくても、
ただ生きてるだけでいい。
それだけだった。

それが、
大きくなるにつれて、
何かを求めるようになる。

誰もが、
何かを期待するようになる。

夏休みが3年って三年寝太郎じゃん!!とか、
テストがあるってのに、勉強しないってどういうことなの!?
とかとか、、



生きてるだけでいい

って、誰もがそうやって育てられたの。


その子がどうやって生きたいか。

そこは大事にしてあげるところ。

自分がどうやって生きたいか。

そこを否定してはいけない。

「結局、
周りは自分に都合の良い好きなことを言ってるだけ。」