今日は、

最近あまりしていなかった「お金」の話をします。

(今なら分かる。

きっと、コロナの影響で、一番自分の中でも繊細な問題だったから記事にできなかったんだね。)

 

 

私は、ごくごく普通の公務員の家庭で育ち、

就職したことも1回だけ、

就職といっても、劇団です。ニヤニヤ

 

 

なので、

「経営」とか「会社運営」とか「自営業」とか

ましてや、「自分以外のお金を回す」とか、

全く考えたこともなければ、

そちらの興味も全くありませんでした。

 

ただ、「お金」に関しては、小さな頃からマシな言いかたをすれば「慎重」

逆を言えば、「ただのケチ」でした。

 

ケチから脱出した話はこちらからウインク  「お金を自分より上に置かないで」

 

 

で、

パートナーが元々自分で長年やっていた仕事が、

ある大きなきっかけで会社にする必要が迫り、

会社にし、

お金の管理は全て私がすることになりました。

 

 

 

育った家は、

最初に言ったように、公務員。

母親は、3人目の私が生まれたのと同時に専業主婦に。

父親は、昇進とか昇給とかそういうことには全く興味のない、自分の精神的な正義のみで生きていた人。

そんな中、3人の子どもを大学に行かせ。。

 

簡単に言えば、

余分なお金は全くなかったんでしょうね。。

 

母親は、隣りの部屋でチクチクと内職をし、

家族で外食なんて、一度もしたことがなく、

とにかく、何かを買ってもらうとか、贅沢をした記憶は全くありません。

 

そんな環境で育てば、

フツーにお金に細かくて、ケチで、臆病者になります。

 

そして、

そのままの体質で、

会社を回します。

 

 

但し、

パートナーは、

私とは全くの真逆なタイプ。

 

 

お金を使うことは得意に見えたし、

お金に左右されているようには全く見えなかったし、

簡単に言えば、「どんぶり」。

ちなみに、「お金」そのものには興味がないようで、

最初から会社のお金は、全て私に託されました。

 

 

 

「超ケチ」と「超どんぶり」で会社を回していました笑い泣き

 

 

ただ、

パートナーの「お金」と「仕事」の関係は、

隣りで見ているだけで、

本当に勉強になっています。

 

 

 

やっている仕事の内容は、

エンターテイメント・イベント。

時代の流れをとても受けやすい繊細な職種だなと思う。

 

 

現在、有難いことに13年目ですが、

普通になんとか回る時もあれば、

どん底時代もあり、

救われた時代もあり、

今、また全くのどん底ですね。

 

 

 

常にお金と2人3脚で生きていると、

不思議なことを体験します。

 

 

 

「もう。。本当に、お金がない。

足りない。回らない。。ゲローゲローゲロー

 

 

と焦って冷や汗を出していると、

忘れていた入金が必ずあるんです。

 

 

「わ。。

救われた。。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

ってなるんです。

 

 

 

毎回、ジェットコースターに乗って、

毎回、同じことを経験しても、

毎回、そんなことを期待しているわけでなく、

同じように冷や汗かいて、

「あ、また今回も救われた。。滝汗

って奇跡みたいな気持ちを味わって。。

 

 

 

そのうち、

ジェットコースターに乗り過ぎて、

 

 

なんだろうなぁ。

同じジェットコースターに乗っているはずなのに、

気持ちは身体と一緒になっていないというか。

どこか、空から見ている感じというか。

 

 

あれ、、??

もう、魂空っぽじゃん。。笑い泣き

 

 

 

きっと、

今回のコロナは、

今までで一番大きなジェットコースターなはずなのに、

なんか、

一度、不安でいっぱいになったんだけど、

「もう、なるようにしかならないな真顔。。」

って思って、

それこそ、魂はどこかお空へ。

 

細かい計算したところで、

何か色々考えたところで、

何とかなるわけじゃなし。

 

過去の自分だったら、

自分でどんどん どん底へ連れていったんじゃないかな。

怖くて、思い出したくもないけど。。チーン

 

 

 

そしたらね。

 

今日、会計事務所から電話があったのよ。

 

いや、

ちょっと前に着信が入ってたんだな。。あせるあせる

 

 

「今、政府からお金を借りた方がいいですよ」

と。

 

 

私もパートナーも、

銀行から借金をするとか、

本当にしたくないタイプで。

 

自分の口座が空っぽ寸前でも、

どうしようもない時でも、

意地でも借りてこなかった。

 

でも、今回は、

徐々にその言葉が私に入ってきた。

 

もう、こんな状況だから。

 

仕事がないのに、

従業員さんもいて、必要経費もかかって、

底をつくのは、当然見えている。

 

これは、

借りるしかない。

 

そして、借りるということに対して、

今まで感じるようなイヤな気持ちにならなかった。

 

 

「○○さんの会社は、

入ってくるのも多いけど、出ていくお金も多いから、

一番最初に電話したんですよ。」

「他の会社さんは、メールとか手紙とか送っているなか、、真っ先に。」

 

と言われました。

 

 

あ~。

その着信だったんですね。

 

 

確かに「借りましょう!」

というメールは読んでいた。

 

でも、「いやいやいやいや、借りませんよ。」

 

とか思ってた。

 

 

でも、

今日、お電話いただき、

切るころには、前向きな気持ちで

「借ります」

と答えていた。

 

電話を切って、

「ジェットコースターに乗っていた状況だったのに、

結局、まともな恐怖を味わわないまま、

今日が来た。」

と思った。

 

 

あんなにお金に対して小さな器だった私が、

鍛えられている。。笑い泣き

 

 

 

そして、

「大丈夫。」と。

自分を含め、自分の世界を信頼している。

 

 

何があっても

きっと大丈夫。

 

 

 

 

 

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~ 2年前にいったセドナの写真を今頃整理しています。

エアポートメサから見えるベルロック 隙間から射し込む太陽の光が。~

 

 

 

 

愛を込めて

ピーラー・ピロコドキドキドキドキドキドキ