2020年3月20日(金・祝)
春分の日。
宇宙元旦の日。
ついに、
新しいラボ・事務所に入る日が来ました。
パートナーと2人3脚で会社を始めて13年。
パートナーは、私と出会うずっと前から、
長い間、自分の技術をフル活用し屋号を構えてやっていたから、
起業から数えれば、25年以上経っていると思います。
たくさんの方に支えられ、
たくさんの大変なことに揉まれながら、
たくさん泣いて、たくさん笑って、
色んなことに一喜一憂し、
賃貸の1室から、
ずんごい古い平屋を借り、もう1つ平屋が増え、
次に、少しおしゃれなお家みたいなところの2,3階を借り、
そして、今回、建物丸ごとが事務所、
ということになった。
何をどう考えても、
感謝しかない。
もう、
大変でキツくて想像もしないような辛い出来事が起これば起こるほど、
学ぶことが増え、
そして、それに比例するように、
感謝を感じる容量がデカくなっている。
そして、
今回の挑戦だって、
もちろん、不安がないわけでは全くない。
何の保障だってないし。
でも、
やることを選んだんだ。
だから、
やるしかないんだ。
やるか
やらないか。
決めるか
決めないか。
右に行くか
左に行くか。
とどまるか
進むか。
今までが、
安心の中で選択しているやり方だとしたら、
今回は、
完全に、何かに押され、
足が後から付いていってる感覚。
でもね。
何だかよく分からないけど
押してくれてる何かを恨んでいるわけではない。
私が、本当にやりたいことを、
勇気が足りない私を、
「いいからやりなさい。」
と言われている感じ。
いただいた鍵を持って、トビラを開けて、
きちんとご挨拶しました。
引越しだから、動ける格好を選んだんだけど、
なんとなく、上下白を身につけました。
神聖な場所に足を入れるような気持ちで、お辞儀をし、
「改めまして、ピーラーピロコです。
これから、どうぞよろしくおねがいします」
と部屋に向かって、手を合わせた。
すると、
「その息子の○○です」
という声が間髪いれずに耳に入ってきて、
一気に緊張が解けた
部屋に向かってしゃべっている私をすんなり受け入れるあたり。
さすが我が子
前回の物件を借りた時、
最初にトビラを開けた時、
私がそんなことをしていたかというとそうではない。
挨拶することが良い悪いと判断しているのではない。
そういう気持ちになっていることに、自分で気がつき、
やはり、自分なりに、覚悟をもって向き合っているんだな、と思った。
とにかく、
不安になっている時間は必要ないはずだ。
ただ、やれることをやるだけ。
帰りの車で、
生きてるうちに、こんな体験をさせてくれていることに
また感謝が湧いてきた。
~ その日の買い物を終えて出るとキレイな夕焼けと広い空に光る星 ~
愛を込めて
ピーラー・ピロコ