考えたら、たくさんあるのかもしれないのだけれど、
・どこかで、なんとなく、27才までにある程度結果が出せなかったら厳しいなと思っていた。
・舞台上よりも、降りている時の自分の方が自由な気がした。
・役を演じることの楽しさよりも、この作品が何を届けたいのか、というメッセージが気になってしまう。
・連日の体育館公演で喉が潰れてしまった。
私生活でも色々とあって、環境も変えたくて、
自然と名古屋から離れることとなった。
物心着いた頃から舞台を見て育って、
やっぱり、自分も舞台に立ちたくて、
自分が夢と勇気をもらったように、
そんな大人になりたくて。
一度、ここで舞台に立つことに区切りを付けることには、
とくに後悔はなかった。
どちらかというと、
新しい生活の方が楽しみだった。
そして、
舞台を降りて12年、
裏方に徹して、それでも、常に舞台や表現者と関わる仕事をずっとしてきて、
あるとき、やっぱり、自分も何かを表現したいと思いはじめた。
自分も何かメッセージを届けたいと。
自分が直接、
人に歓びや笑顔や勇気などを届ける人でいたいと。
方法は分からない。
手段は定かでない。
でも、表現したい。
伝えたい。
まさか、この歳で、
また0に立って自分探しをするとは思ってもみなかった。
~ いつかの夕日がでかかった ~
愛を込めて
ピーラー・ピロコ