都会で生まれた子どもたちに、
私の大好きな田舎を教えてあげたくて、
お盆とかお正月とか、
実家に帰る時には、
色んな所に連れ回す。
それも、
親に付いて歩いてくれるうちと考えたら、
限られた時間ですね。
冬はやっぱり「スキー」
子どもの頃は冬の時期は毎週末、父親に連れられてスキー場に行っていた。
小さい頃は、
楽しいと思った記憶は全くないけど、
大学生になって楽しくなって、
一生懸命やった。
スキーは家系的にやらなきゃいけないものだくらいに思っていたけど、
大人になってから、ようやく、
山頂から眺める景色や、
山の中の澄んだ空気、
キンキンに冷える風を浴びて自分の力でスピードをつける楽しさ、
長いコースを脇目も振らず滑り抜ける楽しさ。
急斜面やボコボコの斜面など、
自分の身体と板を駆使して乗り切る楽しさ。
などなど、
本当に最高の気分を味わえることを知った。
昨年、
思うように出来なくて悔し涙を流していた上の子が、
今日、下の子が、スキー場に向かう車の中で、
「どこ、行くの?
公園行きたい」
と言っているのに対し、
「公園なんかより、何百倍も楽しいところに行くよ!」
と返していたのがすごく嬉しかった。
私もスキー場では辛い思いをいっぱいしたから、
子どもが早いうちにイヤだなんて言い出したら悲しいなーと思っていたので、
本当に嬉しかった。
上の子は、
風を切って滑るのが楽しいと感じているようだ。
いつまでも、
大自然の山の空気の中で、
スキーを楽しんだことを、覚えていてくれると嬉しいな。
たくさん涙も流したけど、
自分の身体を使って、
色んなコースを乗り切る快感は、
やっぱり、私の自信になっているのかもしれない。
何でもいいから、
「自分は出来るんだ」
っていう体験って大事なんだね。
自分を信用してあげられるのは、
一番身近な自分で、
その一番身近な自分が、
一番の味方になってくれるんだから。
愛を込めて
ピーラー・ピロコ