抜け出したかった。

新しいことがやりたかった。

私自身が表現者として、表現したかった。

 

 

8年間 舞台役者をやって、

10年間 ガムシャラに会社を運営し、

「よし、もう大丈夫かも。」と思ったら、

私は私を見て、

「何がしたいのかな」と思った。

 

 

世間でよくある「自分探し」から始めるしかなかった。

 

 

自分を知る為に、とにかく、私が魅かれるセミナーや講義に、直感に従ってどんどん出掛けた。

 

 

0歳の子どもを抱いて、ホールで話を聞いていた。

0歳の子どもを抱いて、大爆音の音楽の中にいた。

 

 

何かになりたい。

何かをしたい。

 

 

でも、、

 

 

今でもたまに言い聞かせるけど、

何かになりたいではなく、私は私でしかないの。

会社を運営している私も私であり、

新しい何かを求めている私も私である。

私はもう、ここにいる。

「自分探し」って言葉があるけど、

探すもんじゃない。ここにいるの。(←2回目真顔)

その延長線上での私であることを忘れて、

急に違う人として生まれ変わりたいんだと頭の中で勘違いが起こる。

 

 

そういえば、

今、表に出てる人たちをフォロー出来るのも、私が表に出てたからなんだ。

やっぱり延長線上だから、出来てることなんだ。

 

 

そもそも、

努力しなくても自分に出来ることって、

当たり前過ぎて、見えていない。

いつまで経っても、自分って何が出来るんだろうって。

会社は13年も続いてくれているのに、未だに悩む。

きっと十分に私を生かしているのに。

私は何もやっていない気がする。

 

 

自分の得意なことは、

ちょっと離れたところから、

全体を見渡すことである。(←これだけ。。。滝汗?)

 

 

保育園の頃から、そんな記憶がある。

同じ年代のみんなが無邪気で羨ましかった。

 

今に至るまで、

やっぱりずっと、私は、まとめ役だった。

 

形や規模は違えど、未だに、同じ事をしてるのだから、

やっぱり、私にはこれしか出来ないんだな。。

そして、私にはこれが出来ることなんだな。

 

 

そして、こうやって、立場が出来てしまってから、

今度は、精神的なこと、スピリチュアル的なことを言い出したら、、。

 

 

やっぱり、怖かった。

 

 

でも、

昔から、やっぱり、

人の相談に乗るのは好きで、スピリチュアルなことも好きで、

生きるとはなんぞやを考えるのが昔から大好きだった。

 

 

悩んでいることから、目の前の友達が解放されたらやっぱり嬉しかった。

 

 

私がたくさん悩んでいたところを抜け出したように、

誰かの悩み解決の手助けを出来るなら。

 

 

何もなさそうな顔をしているが、

私には自分の中で、たくさんの負けがある。

 

 

舞台を降りたこと。

離婚をして夜逃げしたこと。

お金がなくて、親から借りていたこと。

 

 

そして、ずっとずっと心の底から望んでいた何もかもを手に入れたと思った時には、

私は何がしたいんだろう、という虚無感に襲われた。

 

 

 

でも、今は、みんなプラスに出来てるよ。

 

 

 

舞台を降りたことで、新しい明るい世界を見れたよ。

 

 

離婚して、身も心もボロボロになったことで、

今、とてつもなく幸せな家族がいるよ。

 

 

お金がなくて毎晩泣いたことで、

今、自由に使えるお金があるよ。

 

 

 

2人で頑張って回しても、自転車操業が続いたけど、

今では、大切なスタッフに支えられて、仕事を任せることに努力をしてるよ。

 

 

また、新しいトンネルに入ってるけど、きっと必ず、またトンネルは抜けられる。

 

ずっと心の底から欲しかったものが手に入ったことで、次のステージに行けてる。

 

 

たくさんたくさんいろんな経験をしてるから、

同じように自分の人生に一生懸命な人たちに、何か、言葉を伝えられたらな、と思ってる。

 

 

もともと、人にしか興味がなくて、

人が大好きだから、

その人を見てるとなんとなく、何かが分かる。

 

 

私の趣味である人を見る事と、

おそらくやっぱり特技である直感を生かし、

何かを伝えることが出来ればいいなって。

 

私と出会う人が、みんな笑顔になったらいいなって。

 

 

なーんだ。

人生って、もっと自由なんだなって思えたらちゅー

 

 

私が小4で舞台を通して感じたこと。

 

 

「人生は、なんでもありなんだな」

 

ってこと。

 

やっぱり、

私の原点は、ここなんだな。

 

 

 

 

ドキドキ愛を込めてドキドキ

ピーラー・ピロコ