退院以来、始めての診察です。


 だいぶ、大人の言うことを理解できてきているトモには、

前の晩に「病院に行くこと」、「かゆいかゆいのギプスを新しいのに

してもらうこと」を伝えてあり・・・。

 

 同居して、さらにおしゃべり、言葉習得に余念のないトモは

最近、2語文が普通に出てきます☆


 「せんせい、ばいばい~って」

 「おともらち、いるかなぁ~?」

 そんな話をしていたところであります。


 診察を待つ間、トモは年上の小学生の女の子を

ナンパ(!?)していたとのこと。(笑)


 前の日(19日)はおばさんの家に遊びに行かせてもらい、

アヤノちゃん(小3)に遊んでもらったトモ。

 トモが描いた絵をキーホルダーにしてもらったり、

一緒に亀にえさをやったり、インターホンで遊んだり・・・、

よほど楽しかったらしく、その記憶が鮮明だったためか

 「おねえちゃん、ともちゃんとあそぼ~!」

と言っていたそうであります。

 無視されたということでしたが。(苦笑)


 ばぁばが抱っこしていたのですが、

ちゃんと「ともちゃん“と”なんて使っていたそうですよ~。

 ナンパするなどとは・・・、恐るべし、1歳9ヶ月児。


 最近は、歌も歌うし、「ずいぶん」、「しばらく」、「これから」

なんていう難しい単語も憶えたらしく、意味もなく使っていたりと、

いやはや、ビックリの連続なのです。

(トモ語についてはまた今度・・・)

 

 そして、あし友のRくんのママに受付でバッタリ!

 連絡を取り合っているので、同じ日に診察ってことは知っていたけど、

わざわざトモに退院祝を持ってきてくれたのには感激☆

 Rくんが大好きだというバスとクレーン車をもらいました♪


 処置室に呼ばれ、まずはギプスカッター登場!

 さらに、押さえつけられ、抜糸と踵に入っていた2本のワイヤーを

抜きます。

 その音、痛さにビックリし、「イヤ~!」「ダメ~!」「だっこ、だっこ!」

口々に叫ぶトモ。

 力も強くなっていますからねぇ・・・。

 見習いの先生が動かないようにと押さえつけた

指のあとがくっきりと残るほどの抵抗だったようです。。。

 

 傷口もきれいで、特に問題なしとのこと。

 出血が止まったら、装具の型をとるということで、

また待つことになりました。

 泣き喚くトモを見るに見かねて、席を譲ってくださった方が

さらに親切に、ドラえもんのおもちゃトモにプレゼントしてくださいました。

 現在公開中の映画でもらえるおもちゃのようです☆


 そして、さらに待っている間、同じ内反足の子を持つママさんと

情報交換をしたり・・・。

 そういうことって、ほんと大事ですから。


 再び先生に呼ばれ、装具の型を取ることに。

 途中で、装具屋のおじさんと話をする中で、

以前作った装具(履くだけで痛がってしまって、結局使わずじまい)を

手直しすればよいということが後から分かり・・・。

 (トモの涙が無駄になったと、ちょっぴりムカッ!)

 

 履くだけで痛がっていたこと、

ずれてしまい、かなりしっかりと押さえないと履いていられなかったこと等々

心配な点を伝え、先生に相談した結果、まずは手直ししてみて、

それから調節していこうということになり。

 新しく作ったとしても、作る過程は同じなので、

次の装具が絶対にいいとは限らないということで・・・。


 まだ足にはワイヤーが2本入っているので、

今日もギプスを巻きなおして帰ります。 

 「おしま~い!バイバーイ!」

と言っているトモを、再び座らせ、ギプスの巻きなおし。

 「トモくん、今日は何色がいい?」

と聞かれ、

 「ピンク~♪」

と答えたトモ。(笑)

 「ピンク、あるよ~。ピンクでいいの?」

と、何だかピンクで進んでいきそうな話にハハは待ったをかけます。(笑)

 ちなみにピンク(赤?)、青、黄色、緑、白があるらしい。


 結局同じ青(トモいわく「ブルー☆」)になりましたが・・・。


 押さえつけたりせずとも、トモはK先生とおしゃべりをしながら

(もちろん半分泣きながら)ギプスの巻きなおしは終わりました。


 手に持っているドラえもんのおもちゃを見た先生に

 先生「トモくん、ドラえもん好きなの?」 

 トモ「すき~・・・(涙)」

 先生「他に何が好き?アンパンマン?」

 トモ「アンパンマン!」

 ママ「食パンマンも好きだよねぇ~?」

 トモ「ショクマンマン、すき・・・(涙)」

 先生「トモくん、数も数えられるんでしょ?すごいねぇ~」

 トモ「は~ち、きゅー、じゅう!」

 先生「すごいねぇ!」


 と、そんな感じ。

 この方法で、入院中も泣かずにおしゃべりさせてもらって

気を紛らわせてもらっていたのかなと思ったのでした。


 先生には、トモの月齢を確認され・・・。

 このおしゃべりっぷりには、子どもを何人も見ている先生も

入院中から驚いているらしい。。。


 ちゃんと最後には

 「ありがとました~、バイバイ!」

と挨拶し、イマドキ中学生でもお礼を言って帰らないのに、

1歳のトモくんは・・・と褒められ、トモもまんざらでない様子。(笑)

 

 このK先生、優しそうな顔と声をしているので、

トモも嫌いじゃないらしい。

 (ちなみにトモと同じ名前です☆)


 次回は1週間後。

 無事に装具があんよにあうことを願っているのでした・・・。