奥さんがパートしているお店の本社は福島県郡山市にある。
直接的な被害はないものの、当初はライフラインのストップや物流困難など営業に支障が出ているとの事。
そんな会社の1店舗である奥さんの店に県税事務所から税金の納付についての電話がかかってきた。
電話である程度の説明をしたうえで店舗に来て再度説明。
本社の機能が麻痺しているようであれば納付期限の延長など考慮できるとの事だった。
ただそこで不思議に思ったのがただの1店舗のパートに対して本社の被災状況などを詳しく聞いていたとの事。
直接電話すれば済むことなのに。
何となく不審にに思った奥さんが店長(バイト)と一緒にその人たちが持ってきた納付書を見てみると「不動産取得税」の納付書であった。
奥さんの働く店舗はショッピングセンターのテナント。
要はショッピングセンターとの賃貸契約である。
不動産取得税とは読んで字のごとく『不動産(建物やマンション、土地)』を『取得(購入など)』した際に発生する税金である。
賃貸契約をしている店舗に「不動産取得税」がかかるはずはない。
少し不動産関係の知識があった自分は奥さんに相談されその話をすると、奥さんもその人たちを不審に思っていたのもありもしかして「詐欺?」と思いだした。
相談された自分もほぼ詐欺ではないかと思ってしまった。
だが冷静になり「もしかして?」と思い調べてみると・・・。
ありました![]()
テナント契約次第ではあるが、テナントだとしても設備などの敷設に対しての不動産取得税の納税義務。
今回の震災にかこつけた義捐金詐欺や火事場泥棒、買占め・・・。
少し疑心暗鬼になっていた自分がいた![]()
義捐金詐欺は別としても、火事場泥棒・・・。
もしかしたら、今それを必要としてる避難所の人の為に探しに来たのではないか!?
買占め・・・。
本当に必要な家族や被災地の親せきの為に購入してるのでは・・・!?
譲り合いや助け合いなどの精神を持っていたとしても、そもそも人を信じられなければ何も始まらない![]()
全てを端から信じきる訳ではないが、疑うことを少し切り離して物事を考えてみようと思う![]()
応援宜しくお願いします![]()

