オカメインコ神谷レディースクリニックでの体外受精2回目


■採卵

前回の採卵→培養で、14個→1個になったことから、今回は採卵までもう少し引っ張ることに!

前回は採卵のタイミングが早かったのかな?という先生の判断です。

とは言え、排卵してしまっては意味がないので、血液検査の結果と併せて、ギリギリまで引っ張って、採卵。

今回採れたのは9個。

前回の14個に比べると少なめで、この時点で既に不安ショボーン


この日は日曜日だったので、採卵が終わった頃、夫にも病院に来てもらい、一緒に先生のお話を聞く。


神谷院長
「ギリギリまで引っ張ったんだけど、やっぱり未熟っぽいんだよな」

「え?どれくらいですか?」

神谷院長
「うーん🧐まだ分からないけど、9個中8個くらいは未熟っぽいな」



がーーーーんガーン



採卵前まではE先生の診察で、もし今回も未熟卵っぽければ、採卵後に体外培養を行うことになっていて、未熟っぽい8個は培養液で育てたあと、顕微受精に。

成熟卵っぽい1個も顕微で、オール顕微。


翌日、培養士さんからメールが10時に届いたけど、開く勇気がなくて、2時間モヤモヤして、結局12時半に開封笑い泣き


IVM(体外成熟培養)の8個の結果はまだ出てないけど、とりあえず1個顕微受精している成熟卵は、無事受精卵になったということ。


さらにその翌日にまたメールが来て、IVMの8個の内、5個が成熟卵まで成長。

その5個に顕微受精して、3個受精。

結局9個採卵して受精卵が4個出来たという計算。

だいたい平均くらいだなと一安心。

ところが!

その後の培養の結果、IVMの3個は途中で最長が止まってしまい、最初から成熟していた受精卵1個を初期胚として凍結。

胚盤胞まで育てば、着床率がぐんと上がるので、そこまで育つことを期待していたけど、叶わず…

結局今回も1個しか凍結できなかったという焦りと、今回もダメだったらまた採卵からやり直しだという不安で押しつぶされそうになる。


そして、後日、凍結胚の説明などを受けるために神谷へ病院

これまでずっとE先生だったのに、この日からI先生に変わり、とうとうE先生にも見捨てられたのかと余計不安になるショボーン

神谷レディースクリニックは担当医制ではないのでそんなこともあるんだけど、他の方のブログなど見てても、実際は同じ先生がずっと担当されているような…


今回の凍結した初期胚のグレードは『12不-』

「不」ってなに?絶対悪いじゃん!とますます落ち込む。


そして、はじめましてのI先生から衝撃のお知らせがびっくり



宇宙人くん衝撃1:ポリープの再発


マジかー

でも前回ポリープの手術したのが5月だから、半年以内に2回も?!

多くないですか?と聞くと、
ちょっと多いけど、短期間で薬を使って誘発、採卵、移植とやっているから、女性ホルモンの値が高くなって、ポリープになりやすい状況ではあると。

ということは、ポリープの手術をしてからの移植になるから、また遅れるもやもやと落ち込む。


宇宙人くん衝撃2:成熟障害


I先生「2回の採卵を経て分かったことは、恐らく成熟障害だと思います。」

私「成熟障害?って何ですか?」

I先生「卵胞も十分育ち、卵の数も少なくないけど、排卵するタイミングで成熟しているものが極端に少ないということです。」

私「…(絶句)」

I先生「なので、今回IVMもしてみましたが、やはり体内で成熟卵になるのと体外で成熟卵になるのとでは、卵の質が違います。
IVMで成熟した卵は、体内で成熟した卵に比べて質が劣るので、受精卵になってもその後十分に成長しないことが多いです。」

私「成熟障害って今まで聞いたことないんですけど、それは珍しいことですか?」

I先生「不妊治療で当院に通っている患者さんで考えると、100人中5人いかないかな、くらいです。比較的若い患者さんに多い気がします。」



不妊治療をしてる人の中で5%もいないって、相当レアケースじゃない?
大丈夫なの、私??

今回は、前回と比べて、受精卵のグレードも良くないし、移植するだけ無駄なのでは?



そう思って先生に質問すると、確かに普通の人より妊娠するのはちょっと難しいかもしれないけど、絶対出来ないわけじゃない。
今回の凍結胚で妊娠できる確率は20%程度。
十分チャレンジする価値はある。

先生にそう言われ、ちょっとだけ希望が持てた。



これまで何が原因か分からなくて、対処法もないまま不妊治療をしていたけれど、
どうやらこれが原因らしいということが分かって、それは一歩前進なわけで、これから何をすれば良いのかが明確になったことは本当に良かった。

成熟障害はショックだったけど、原因が特定されれば、妊娠できるまでそう時間はかからないんじゃないかと希望も持てた。


その前に、またポリープの手術があるのだけれど…びっくり