好酸球性中耳炎について
 

好酸球によって鼻や耳、肺など、いろんな部位が炎症をおこして病院に通っている人はたくさんいると思います。

きっと、過去の自分も含めてEGPA予備軍なんだよね・・・?

 

耳鼻咽喉科、呼吸器内科、血液内科に受診しても、「あなたはEGPAになる可能性があるから」「無理したら発症しやすいから」「ステロイド飲んでないときが要注意」なんてアドバイスしてくれない。

 

先日、入院前にお世話になっていた耳鼻科に行ったので、EGPAになってしまった事を報告したら、「あ~ やっぱりか~」だって。

やっぱりって意味わからないよね。

 

患者が自分の専門以外で発病しても関係ないから?知識がないから?どうでも良いから?

 

医師同士は連携して無くても、患者の体の中は繋がっているんだけどね。

 

自分も上記の診療科でそれぞれ血液検査して好酸球値が白血球の50%近くになっていた事があったのに、どの医師も教えてくれなかったです。

 

EGPAに発症してしまったら・・・・

自分のように後遺障害に悩まされる人も多数います。

 

でも予備知識があって心の準備さえあれば、最短でEGPAの知識を持った医師に辿り着けます。自分も最短で辿り着ければ少しはマシだったんじゃね?って思ってますよ。

 

整形 糖尿病内科 脳神経外科 神経内科とたらい回しで、無駄に病気を進行させた。特に神経内科で無駄にした日数が悔やまれます。

 

つま先体重になって痺れを感じたらすぐに膠原病科へ

夜寝てる時に痛かったらすぐに・・・

足の裏になにか紙でも貼ったような感覚があったらすぐに・・

 

その一言があったら大切な日々を無駄にしなかったでしょう。

 

つまり、自分の身は医師に任せちゃあかんって事だね。

医師の方が読んでたら怒るかもしれないけど、こんな意見もあると思って読み流してください。

思い当たる患者がいたら教えてあげてほしいですけどね。

 

これから書くのは自分の中耳炎の記憶です。

同じような症状の方がおられましたら、EGPAが発症する可能性があると思って心の準備をしていただけたらと思います。

 

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今回は好酸球性中耳炎になる前の航空性中耳炎と滲出性中耳炎について書きます。

 

42歳の夏に、鼻をかんだら耳が“ぷちっ”て音がして、その後鼻をかむたびに耳の中がぷくぷくしてる感じになった。強く鼻をかむと耳に空気が溜まった感じになり、その後耳から“キュ〜〜”と音がした。奥さんはその音を聞いて大笑い笑い泣きしてたがこっちは深刻。
 
その事はしばらく忘れていたのですが、その年の秋の事。
毎年9月末に大雪山系の山々を数日かけて歩くのが若い頃からのライフワーク(大袈裟)でした。
 
早朝に出発して国道を走り、標高800mくらいのところで右耳がおかしくなっていた。聞こえがおかしいというか、気圧がおかしいのか、耳の奥が痛い、頭痛なのかな?って思いながら車を走らせ、標高1000m超えの登山口に到着。
 
その時点で冷や汗が出るほどの強烈な痛みが耳の奥を襲っていましたが、その日の登山は縦走では無く5時間ほどの行って来いだったので更に痛くなったら引き返す事を決めて出発。
 
30分も登ったところで痛みに耐えられないどころか、歩くこともできなくなりました。少し休んだあとになんとか下山。これは気圧の関係だと思い、奥さんに運転してもらい標高低い場所まで走って1時間ほどで痛みが治まりました。
 
右耳の違和感が続いていたので翌日に近所で大繁盛の耳鼻咽喉科を受診。航空性中耳炎との診察を受けて、薬処方。
 
飛行機に乗って痛くなる人は多いけど、標高1000mで激痛が走る人は初めてとの事。 レア!笑い泣き
 
航空性中耳炎は落ち着いて、翌春にまたもや耳がポコポコ。今度は明らかに右耳の聴力が下がってたので同じ耳鼻咽喉科を受診。
 
今度は水が溜まっていたので、抗生剤処方してもらい飲んだが水が溜まったままだったので鼓膜切開。
 
数日後、今度は左耳もポコポコいいだして聞こえが悪くなり再診。
 
また切開しますねー。ということで鼓膜切開&吸入。
ところが・・・・・
 
先生 「あれ~? 吸い取れないですね~」
 
自分 ・・・・・・・・・ へ? ポーン
 
                             続く