建ぺい率・容積率の計算
FP協会実技での建ぺい率や容積率の計算は、金財実技と比較して非常に易しいです。
FP協会実技が選択されるのは不動産分野が簡単で、この分野を苦手とする人が多いからだと思います。
提示される資料がシンプルなので建ぺい率の緩和や容積率の制限さえ理解できていれば必ず解けます。
ほぼサービス問題なので必ず得点してください。
2022年5月実技 問7
建築基準法に従い、下記<資料>の甲土地に建物を建てる場合の建築面積の最高限度を計算しなさい。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこととする。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと (解答用紙に記載されているマス目に数値を記入すること 。
前面道路は4m未満の道路なので、足りない分は甲土地と乙土地で半分ずつ分けあいます。
4m-2.8m=1.2m/2=0.6m
14.4m×20m=288㎡
建ぺい率は60%なので、
288㎡×60%=172.8㎡