かれこれ35年分の思いを抱えて
スズナリに行ってきた
彼女は私の永遠のアイドル
昔から私を知る人は、私がいかに彼女のことが好きなのかを知っているはず
いつからか
初めて本人を目撃するのは、舞台上の姿がいい、と漠然と思っていて
なかなかチャンスを掴めず(チケットがとれず)
今回も、あっという間に完売だったから無理かな...でも、と諦めきれずにいたら
偶然、増席する予定のツイートを見つけた
とれた
チケットとれた
前方自由席
もともと舞台公演は前の方で観たい派(前の人の頭で見えなくなること多々あり💦)なので、迷うことなく前方自由席
スズナリだよ
本多じゃない
どんだけの至近距離だよ
観に行くと決まってから、ワクワクする
よりも、必要以上に冷静であろうとしていた
私は芝居を観に行くんだから、と
見たら感動して泣いちゃうかな
いやいや、芝居を観るんだから、と
椿組『毒おんな』
お話も演出も美術も良かった
“演劇”を観たって後味がなにより嬉しい
うまいなぁ~って役者さんが何人もいる中にいる彼女
『圧倒的な存在感』という見出しがいろんな記事に付けられていたけど
私の最初の印象は
『存在の違和感』
それは、話が進むにつれ作品の設定だと腑に落ちる
そして違和感を保ちつつも、じわりじわりと周りに溶け込んでいく
もうそれは
『毒』そのものだ
周りにも少しずつ毒がまわっていく
彼女が、なのか役柄が、なのか
その境目が最初からまったく見えない
舞台の上(中)には
私が今まで見てきて知っている、アイドルの彼女はいなかった
『キョンキョン』はいなかった
冷静さを欠いた当初の私の思考は
見事に裏切られた
『小泉今日子』を目撃した
笑顔がかわいいアイドルのオーラを消し去った、女優だった
うまく説明できないや、私が受けた衝撃
