『毒おんな』 | ★ぴいの腹ン中★

★ぴいの腹ン中★

ぴいの頭ン中はもちろん、腹ン中をつれづれなるままに…

かれこれ35年分の思いを抱えて
スズナリに行ってきた


彼女は私の永遠のアイドル
昔から私を知る人は、私がいかに彼女のことが好きなのかを知っているはず



いつからか
初めて本人を目撃するのは、舞台上の姿がいい、と漠然と思っていて
なかなかチャンスを掴めず(チケットがとれず)

今回も、あっという間に完売だったから無理かな...でも、と諦めきれずにいたら
偶然、増席する予定のツイートを見つけた



とれた
チケットとれた
前方自由席



もともと舞台公演は前の方で観たい派(前の人の頭で見えなくなること多々あり💦)なので、迷うことなく前方自由席


スズナリだよ
本多じゃない
どんだけの至近距離だよ



観に行くと決まってから、ワクワクする
よりも、必要以上に冷静であろうとしていた

私は芝居を観に行くんだから、と

見たら感動して泣いちゃうかな
いやいや、芝居を観るんだから、と




椿組『毒おんな』

お話も演出も美術も良かった
“演劇”を観たって後味がなにより嬉しい



うまいなぁ~って役者さんが何人もいる中にいる彼女


『圧倒的な存在感』という見出しがいろんな記事に付けられていたけど


私の最初の印象は

『存在の違和感』



それは、話が進むにつれ作品の設定だと腑に落ちる

そして違和感を保ちつつも、じわりじわりと周りに溶け込んでいく


もうそれは
『毒』そのものだ
周りにも少しずつ毒がまわっていく


彼女が、なのか役柄が、なのか
その境目が最初からまったく見えない




舞台の上(中)には
私が今まで見てきて知っている、アイドルの彼女はいなかった




『キョンキョン』はいなかった





冷静さを欠いた当初の私の思考は
見事に裏切られた




『小泉今日子』を目撃した




笑顔がかわいいアイドルのオーラを消し去った、女優だった



うまく説明できないや、私が受けた衝撃