最近、10年ぶりとか約10年とか
そういう事柄が多い
私の中での約10年は
2002年から2012年
長女を身籠ってから、役者復帰するまでの
専業主婦期間
今の生活をしながら
ふと感じるのは
あの10年間って何だった?
あの10年間に、私はいた?
その10年間の証が
目の前にちゃんといるのに
二人もいるのに
そう感じてしまう
克明に思い出すということを
無意識に拒んでいるのかもしれない
‘母親’を‘妻’をやろうと
必死だったからね、確かに
そこにいたのは、紛れもなく私だけど
まんま私だったか
と言われたら・・・
役者復帰して、一番の弊害となって顕れた
役者にとっては最悪のコト
人の話を聞き流す、適当な相槌、
相手に届かない言葉、嘘の声
どうやら10年間で身に付いた(染み付いた)ようだった
そうしなければ
旦那やママ友や先生たちと平常心で接することができなかった
生活していく上で、私には必要不可欠だったし
現実問題、そうしてる主婦はたくさんいるはずだ
こういったらなんだが
いちいち本気で向き合ってたら
あっという間に人格破壊、鬱状態になる
鬱経験者の私は
意識的にそうすることで、自分を護ってた
2012年
役者復帰したことで
蓋が少しずつ開いて
隠していた(隠れていた)昔の自分が
ちょいちょい出てきて
そりゃあ、そうだ
自分だけの時間軸が存在し始めたんだから
そうやって
自分の時計がまた
動き出した気がした
覚悟がなかったわけじゃない
でも
無責任だ
そうやって自分を責め続けた去年の今頃
夏が終わった頃
『ママ、またお芝居やっていいよ』
って、二人が背中を押してくれた
泣いてばかりで悔やんでばかりで
そんな母親を見るに見かねて言ってくれたのか
『自分をちゃんと生きなきゃ』って、思った
そうやって
二人と向き合って守っていくことが
今は、なにより自分らしい
1年後でさえ
どうなってるのかわからないのに
10年後なんて
検討もつかない
前に進む以外ない今
楽しみでしかない