世の中は、

誰かについていく思考が多いんだろう。


世の中を見ていたら、

どうにもこうにも気持ちが悪くなる時がある。


少し前は沖縄のことを色々気にしていた。

私も気にしていたけれど、それこそ、アーティストの多くも沖縄のことを気にしていた人達はいたし、それがどういう形であれ、光が喧騒が、訪れていく。


キムタクが若い季節はキムタクが着ている洋服はとても売れたという。

私の最初の旦那さんは織田裕二を崇拝していたので、織田裕二が着ている洋服に似たデザインのものを好んでいたり、、、、、

私は天海祐希さんと同じルイヴィトンを買ってしまったり、、、、、


でもなんだか最近本当に気持ち悪くなってしまって、芸術の小森。に置いている佐野元春さんも、宮沢氏もみゆきさんも、思考についていくというよりはシンプルな音楽ファンで、深く意味を考えない方がいいかもな、、、そんな風に感じている。でも佐野元春さんの読んでいた本も読みたいし、音楽も聴いているけれど、


要するに、そこに命があるところは、

気をつけたいな、、、そう思い始めたんだ。


完全カンニングのような思考回路はやめたい。 

私は素人だからいいのかもだけど、

文句言うなら、自分も正しくしていないと、、

ちゃんと価値観を解釈して勉強して、

自分のものにしてからじゃないと、

どうにもこうにも気味が悪い、


応援はしても、思考回路までついていくのは、

やっぱり少しだけ不気味だ。


え?オレ?と佐野さんもミヤも困ってしまうだろう、、、応援はしてもだ、、、

真似した思考回路で結果その人がばら撒いた感が出るのは避けたい。でも音楽は聴きたい。

価値観は知りたい。


シャネルココ。オノヨーコ。

オードリーヘップバーンの思想は、

本当に参考になった。

ついていきたくなる。

レオナルドダヴィンチも、、、、、

絵画も素晴らしい。


YOKOはちゃんと生きているけれど、

他の偉人はもう空の上。

ついていくなら、空の上の人達が一番迷惑もかからないだろう。


ついていかない思想、思考は、

私の場合、文句が多い。

無になればなるほど、読んできた本のあれこれが飛び出てくる。


この生きている時間の中で、


時計はチクタクと進んでいって、

私はほんの少しの音楽だけに今している。

他は関わらないし、関わらせない。

それは近所の人達でも同じだ。


この国はどうにもこうにも、

パレード的なものが多くて、

気味が悪い。


そのことが良い方向のことならそりゃいいだろう、、、けれどそうではないことだってある。


例えば、私は、気性はまぁまぁロックだ。

同じであることを望まない。

抑制されることは何よりも嫌いだ。

それは、トラにボールに乗ってあの位置まで行けよ!とムチを打たれながら、

寝床は狭い狭いケージ。

そんな感じに似てる。


死ねということですか?と尋ねたくなる、

あの窮屈感だ。


この世界は、

世界を語りたがる大人が多すぎる。


私はね、世界はこうだと思うのよ!

私はね、普通はこうだと思うのよ!

私はね、それは間違いだと思うのよ!


若い時はそれが仕方ないことなのかな。

そんな風に思っていた。

だって、自分は子供で大人は正しいはずだから。


そして私は知ってしまったんだ、、、、

この年齢になって知ってしまう。

年齢ではないと、、、、、


世界はね、普通はこうだと思うのよ。

『あなたはどんな世界を見てきたんですか?』

『あら、私はね、短大へ行ったあとにね、信販会社に就職してね、そして今の主人と出会ってね、何度か海外旅行へ行ってね、テレビでも色んな情報をね、お勉強してるから、あなたよりは世界を知ってると思うのよ』

『それだけですか?』


その程度の人に世界は普通はこうよ。

なんて言われたんじゃ、たまったもんじゃない。

今なら言える

『それは、あなたの世界でしょう?』と。


誰もが、自分の知ってる世界の中で、

押し付ける何かがあるんだ、、、、、、


だから、私は押し付けない。

押し付けられるなら、その人を殺すかもしれない。本当にそう思う。

だから、ほとんどの人間を切ってるんだ、、、


黙っていると、

本当にジャンジャンくるのが、人間なんだなぁ。

とつくづく思い知った。


その昔、学校の先生は偉い人なんだろうなぁ。

なんて思っていたけれど、

婚活会社の会員の先生たちは、

ほとんどが、とんでもないワガママさだったり。


私は、自分の価値観も曲げない。


芸術の小森。には、

ロックでジェントルマンな佐野さんと、

まぁまぁな博愛主義な宮沢氏と、

毒女の中島みゆきさんがいらっしゃる。

この絶妙なバランスが良い。

そうではないかもしれないけれど、

私の印象はそんな感じだ。


どいつもこいつも、

万引き天国だな、、、が、

私の今のこの世情の感想、、、、、


それなら、


芸術。というものすごく素晴らしい絵画達の世界観。音楽もより高尚なもの。

音楽で補足出来ないなら、言葉を紡げる人。


ついていくのも、なかなか大変かもよ。


な人達しか見聞きしない方が、

気分的に健康でいられる。

という、私の意地悪な感じがちょっと出ている。


佐野元春さんの音楽って、

みんな歌えるけれど、

あの声の感じとパフォーマンスは、

佐野さんにしか出来ない気がするし、

ミヤもみんな歌えるかもしれないけれど、

彼の場合は詩人の側面もある。

なんか小さい場所でも歌えたりする。

中島みゆきさんの活動は中島みゆきさんにしか!

本当に出来ない。

動くスポットライトを這いずりまわって、そこへ座ろうとパフォーマンス出来る大御所が、

この日本にいるわけがない。


走ったら、誰もついていけなさそうな人達を、

芸術の小森、にいれていれば、

少しは健全な心になれそうだ。


人はやりたいことをやればいいのに、

なんだか誰かの影を踏んでいこうとする、

この日本がどうも気持ち悪い。


影踏み。はその人を生かす。

え?それは違うでしょ。

殺しもすれば、本来の色を汚すことだってある。


それに、影踏んであげなきゃ、

生きられないなら、その程度の実力ってことだと私は申し訳ないけれど、思っている。


テレビをつければ、芸人のカラオケ大会。

芸人さんが嫌いなわけじゃないけど、

うんざりする時がある。


どうしたんだろう、この国は、、本当に。

オリジナリティがとことん薄くなっていってる。

そうではないとしても、

そんな風に見えることが本当に多い。


私がもし創作家だったら、

こんな時代でどんなことを考えたんだろうなぁ。

そんなことをよく考えたりする。


北極とかに1人で旅行行っちゃうかも。

寒さと太陽と孤独と。

温暖化で痛んでいる地球と、

シロクマが溶けた氷から泳ぐ世界を、

1人ぼっちで旅行に行ってしまうかも。


誰も書いたことのない、

孤独と痛みとそれでも頑張る世界を、

自分の言葉で生み出したいかも。


出来ないから簡単に言えるんだろうけれど。


右や左が書きまくるものじゃないものを、

書きたいって、本当に思うかもなぁ。


誰にもついていかない思考は、


時折、チクタクと進む時計の針と、

規則正しく、そして、たまにとんでもない歪みと共に、進んでいく。


秒針だけ、波のようなデザインの針。

うにょうにょとこの世界の電波時計に、

呼応しては、

過去にも未来にも、行ったり来たりしながら、

それでも進んでいる。


私はこの時計を愛している。本当に。


規則的な思想は気味が悪いんだ、私には。


ついていかない思考。

その時計を抱きしめる。


ダヴィンチの言葉に、

生きる為に学んできたはずが、

いつからか、死ぬことを学び始めている。


そんなのは、きっと、

まだ先でいいのに、、、、、


ついていかない思考が、

迷子にならないように、

たまにはちゃんと自分を解放していこう。