私は今は大人中の大人世代。
あとは孫待ち。くらいな人生だけど、
こうでありたいな。な理想くらいはある。
断捨離という断捨離をして、
音楽は佐野元春さんメイン。
あとは宮沢氏とみゆきさんをポケットに入れてる程度。ホントもうやめよう。と断捨離をした。
この3つは言ってみればお守りのようなもの。
芸術。の小森に相応しいのが、この3人だったってだけだけど。嗜好の問題だ。
佐野さん宮沢氏共に詩人の顔も持っている。
中島みゆきさんについては哲学者。
何故、佐野元春1人にしよう!
ポケットの2人はともかく、、、、、
そう決めたか、、、
佐野元春さんが若かった季節、
音楽は力を持っていた。本当に。
ティーンエイジャーの時、音楽のことを詳しく話せたりしたら、少しだけ、かっこいい。
そんな感じだったんだ。
周りがアイドルやキラキラしたものが好きでも、
佐野元春さんやニューミュージックの方々について詳しかったりしたら、
ほんの少しだけ、かっこいい自分になれた時代。
きっとそこへ帰りたいんだ、私は。
かっこよくなくていい。
自分だけが、自分をかっこいいと信じられる時代に。誰にもわからなくてもだ。
この時代、マンガだとか流行り物に詳しい人達には、きっと敵わない。そんなのいらないの。
音楽が力を持っていた時代。
膝を抱えていても、みゆきさんが歌ってくれる。
世の中の矛盾を。ちゃんと矛盾がある中でも、
負けるなとばかりに歌ってくれる。
自然界が美しいことを今は迫力の千春が歌ってくれる。あれやこれやと押し付ける人達に疲れ果ててる時には、やっぱり佐野さんが歌ってくれていた時代。少女な自分が見上げるお月様に、
谷山浩子が歌ってくれた時代。たおやかな心でいましょうよ。と尾崎亜美が歌っていた時代。
私は間違いなく、人間に疲れている。
疲れてきた。
押し付けるな!ばかり感じていたと思う。
自由になりたくて、ずっと暴れている。
自由になったり不自由になったりする中で、
値札が張り替えられていく感じが嫌で嫌で仕方なかった。ハウンドドッグの次は松田聖子でも歌ってあげましょうか?くらい腹を立てていたんだ。
きっとヘラヘラしてるから、そうなったんだ!
と、ミヤの島唄歌う時のお顔くらい、
少し怖い顔を真似していたら、
(別にあの人怖くはないけど迫力はある)
慣れてしまった。まぁまぁ迫力。
まぁまぁ迫力の自分で今生きている。
誰もかれもに優しくするのもやめた!
誰もかれものneedに答えるのもやめた!
誰でもだ!『そうよ!』って言いそうな、
そこらの女の人にもだ!
誰の意見ももう聞かないし、譲らない!
そう決めたら、なんだかスッキリした最近の自分。
佐野元春さん、宮沢氏、中島みゆきさん。
この3人だけしか一生聴かない。
みんな大きいものを求めすぎる。
バカじゃないのか?と思うくらいに。
そのパレードが小さくなると、
持て余す顔が私には見える。
それはレコード会社の時に予算切りが決まっていたタレントに似てる。
それが世の中だ。
そんなものなのよ。私はそれを嫌というほど、
見てきたし、知っている。
佐野元春さんは、どんなセールスであろうが、
この国の大きな流れの中核にいなかろうが、
ずっと音楽をしてこられた方。
世界を変えるつもりもなければ、
徒党を組むつもりもない、、、、、
何かの見本のようになって犠牲になることだって拒むはずだ。あなたは何をしたいんですか?
世界に言いたいこと、あなたは何を言いたいの?
そんな風に言いそう。
素晴らしいアーティストだと私は思ってきたし、
それが信じられる人。
たまにブッキングされるものの中に、
流行りの流れがあったとしても、
思想は佐野さん独特のものしかない。
私は佐野さんをアーティストとしてとても信用している。根っこがとても優しい。
根っこだけじゃないかもしれないけど。
会ったこともないのにわからないでしょう?
と女たちは言うだろう。
自分が信じたものに傷ひとつついてこなかった人生を選んできた女達は必ずそう言う。
私は自分の選択で傷がつこうが死のうがどうだっていいんだ、そういう生き方しかしたことがホントにない。就活する為に面接の練習して、そこそこ安定する仕事を選んで、そこで結婚相手が見つけられなければ、いい感じのパーティーへ。
やったことがない。
本能と望む仕事の質で歩いてみては転んで、
戦って、時には、生活の為だけ。
そんな時期だって勿論あるけれど、
保険を想像しながら生きたことなんて、
一度たりとてないから、言われても聞きたくないんだろう、、、、、
私という存在を持て余す『時』が来ていたし、
もうそれは終わったかもしれない。
そして終わらせないといけない。
私は『持て余す存在』になる必要があったんだ。
確実に。誰がなんと言おうと。
そうかと言って、必要以上に自分を卑下して落として生きる必要もない。
そもそも落ちてるはずだ、、存在としては。
たいした人間じゃない。
弱くなりすぎれば被害者ヅラになってしまう。
強くなりすぎれば面倒くさいことになってしまう。なので『歌を歌う』
たいしてうまくもない歌を歌う。
これが私の生きてきた道の全てだ。
美空ひばりが戦時下、歌を歌ったように、
誰に聴かせるわけでもない私も歌う。
そんな時間が過去にも今にもいくらでもあった。
だからやめない。
のっべらぼうな人生なんて、まっびらごめんだ。
あら、このマンションに住んでいたら、
朝はのっべりとした顔で出かけて、
機械のような顔して、会社ではこうして、ああして、え?ここって北朝鮮のパレードかなんか?
みたいなのは、死んでもしたくない。
持て余す存在にちゃんとなった私は、
佐野元春さんしか聴かない。
ミヤとみゆきさんをポケットへ入れる。
持て余さないで!な人達が時代を作っていく。
それはポップスだったり、
まだまだセールスを取りたい連中や、
一般社会でも何かにすがってでも、
存在。に光を持ちたい人間たちの、、、、、
それが時代を作っていくんだろう。
あなた達ならわかるでしょう?
予算切られるのがどこかで決まってるのに、
やんなきゃいけないせつなさも、
けれど、予算バンバン落とされたら、
嘘も体裁もひっくるめて、自分じゃなくなる感じも、、、、、なんて、誰に言うでもなく、
呟きたくなる。
全部もう切りまくって、
正直に生きていくのみだ、、、
佐野元春さんの大ファンで生きて死ぬのみよ。
彼は日本の音楽業界で素晴らしいロックレジェンド、、そこに動員もセールスももう関係ない。
なにくそ!と隙間を縫っては経済をまわすのが、人だろう、、そんなうねりと一線を画した存在。
それが私には佐野元春さん。
ずっと。昔から。
ポケットの2人についてはよくわからない。
ミヤとみゆきさん。
佐野元春さんはそれくらい、
私には信頼出来る音楽家なんだ、本当に。
身近な未来を超えたレボリューション。
私は1人のアーティストをこよなく愛しながら、
ポケットに2人入れて、
芸術をお勉強して、
人間について考え続ける。
そのことで起きている世情について考え続ける。
ボーっと生きていないといけないなら、
孫が生まれても、
『地球はね。みんなのものだから、みんなと仲良くするんだよ』って、そんなこと言うおばあちゃんになりたくない。
そして前科者とも食事をしたことはあるけれど、
前があるからとて、おかしい人間ではないことだってある。やくざに監禁された男は飲み友だった。一口で言い切れるほど世界は単純じゃないんだよ、、、世の中よ、、、、、
世の中は平たい価値観だらけで、うんざりする。
だから学んでいるんだ、、、、、
ずっと色々考えている。
ミヤの歌にもあるけれど、
過去も未来もない『今』を間違わないように。
みゆきさんと宮沢氏はやっぱりポケットなんだけど、、、佐野さんにはそりゃ敵わないよ、、、
みなさん幸せになってね。
みなさんお幸せでね。
いつもそう思っている。
私はこれだけ充実した生だから、
きっと苦しくても幸せだった瞬間が沢山ある。
だからきっと大丈夫なんだなぁ。と、
つくづく思う。
私は息がしずらかった。
例えば、息子に『それは絶対ないよ』
『それは可能だから夢みなよ』その度に、
彼の心が住んでいるスケルトンのような部屋は、
天井が『自分が決めた高さ』とは異なる、
そんな息苦しさを感じるだろう。
『ふーん。そうなんだ』って言葉しか
人には言いたくない。
だから自分も言われたくない。
誰にもなにも言いたくないのは、
そのせいで、だから自分も言いたくない。
そんな頑固さは譲りたくもない。
音楽が力を持っていた時代に真ん中にいた佐野元春さんを自分だけの小森の中で、
真ん中にして、あとの人生を生きる。
なんだか素敵じゃない?
私から音楽を取ったら、
趣味がなくて、ボーっとごはん食べて、面白くないテレビ笑わずに見て、風呂入って、
寝る。だけの人生になってしまう。
生きながら死んでいる感じの。
本当はそうであってと願う声も沢山聞いた気もする。
ボケ老人のような手のかからない命に早くなってよ!と、、、、、
笑わなくていいからテレビ見てご飯食べて寝て仕事行って帰ってきてからまた笑わずにテレビ見て風呂入って寝て、、、
それだと手がかからなくていいのよね。
みたいなね、、、、、機械を人は求める時代なんだろう、、、、、
わかる?それがこの時代の正体だと。
かわいい子犬を飼ってみて大きくなり鳴き声がうるさいと捨てる、
子供が言うことをきかないと虐待死させる、
介護施設で思うようにならない年寄りへ早く死ねとばかりにろくでもない食事のさせ方をする。
音楽もきっと検閲まみれなんだろう。
これだけ一般人がぼやける時代に、
言語を生業にしている人間達が規制の中で締め付けられている。
人が歩き方まで言われる時代になるのか?
泥道には泥道の歩き方があるんだよ!
これが時代の正体だ。
だから関わらせないし、こっちも関わらない。
私は紛れもなく、
野良犬として佐野元春さんだけに彼の音楽だけについていくことにしたんだ。
ポケットにはミヤと中島みゆきのみ。
私は誰の言うことも聞かない!
もう2度と!
そこまでは、誰も強制してはいけないでしょう?
そうは思わない?
佐野元春、宮沢氏、中島みゆきの日本の3人だけを聴きながら生きて死んでいく。
ちなみにみなさん妻帯者です。
みゆきさんはまぁ違うけど。
中島みゆきばっかり聴いてたら病むわ、、、
大好きだけど、それとこれとは話は別なので。
ちゃんとそこも言っとかないと、
宮沢さんは聴かないで!な圧もちょいちょいあったので。なんでかなぁ、、、、
いまだに不思議だ。
佐野元春さんもいるよ!大丈夫でしょう?
これが私の人生の全てだ。
2度とは誰の言うことも聞かない!
絶対に!
音楽が力を持って。とはもう願っていない。
佐野さんの、
『ここで温かいお茶でもどう?』の歌詞に、
この人がいいや。そんなラフさで。
私は佐野元春さんの純粋な音楽ファンに混ぜてもらって生きていきたい。
芸術の小森。だけ、心に抱えて。
私が音楽がどれくらい好きか、
ポツポツと書いて生きていきたいな。
佐野さんはボーっとしていていいの。
勝手に戦ったりしながら愚痴ったりしながら、
佐野さまを聴いていく可愛いリスナーで生きるのだから。
世界から持て余された心が一番僕を癒して生かしてくれるそんな夜なんだ、、、、、