佐野元春さんの紅い月。



空を見てごらん

紅い月が浮かんでいる

夢は破れて

すべてが壊れてしまった


【君が夢にみていたぬくもりは

 他の誰かのためのお伽噺だった

 もう振りむくことはないよ

 人生は短い


 大事な君

 心を偽らないで

 どんなときも

 ここで闘っているから】


私が感じていることと、

ビタリときて、

この人はなんだか信用できそうな方だなぁ。

不思議とそう思えた。


私はずっと孤独で、

ずっと辛くて、

嫌がらせとも戦ってきて、

けれど、ぬくもりは期待してなかった。

正直、誰にも。

やられ続けるから戦い続けるしかなかっただけの人生だ。

でも最近気づいたのは、

自分の命や心より、

ポテトチップスと共にある沢山の人達の娯楽を待つ命の方が大切だったんだなぁ。

そんな残念感だった。

他の誰かのためのもの。が、

自分の悲しみや苦しみだったんだなぁ。


佐野さんは歌う。


心偽らないで。と、、、、、

昔の歌だけど、書いている。



悔しさを通り越して、

あー自分の命って、虫みたいだな、、、

そんな呆然とした気持ちしか、

残らないんだ、、正直なところ。


すごく好きな人にそれをされたら、

きっともっと傷つくんだろうけれど、

私の場合、そこまで好きな人がいない。

そうでしたか、、、虫程度でしたか、、、

まぁ確かに沢山の人達のポテトチップス片手に笑ってもらえる命や心の方が、

そりゃあ金にもなるし、我田引水出来るし、

そっちの方に愛の比重なんて傾くわ、、、、

誰だってお金の方が大切なことくらい、

この年齢にもなればわかる。


ですよねぇ、、、


みたいな感想しか誰にも残らない、、、、、


だから周りの人間が、酷いだろ!と怒ってたこともなんとなく知っている。最近のについては。

でも私は音楽が好きだ。

このアンバランスさの中で、


3つだけにしてみました。な最近の自分。


この3人なら、

例えば佐野さん、

君の命より沢山の命の方が大切なんだ、、

と仮に言われても、腹が立たない。

ですよねぇ、、、でも混ざっていいです?

と言える。


ミヤもだ。

申し訳ないけど、あなたの心や命より、

僕は沢山の人の幸せの方を優先したいんだ。

これもあまり腹が立たない。

あーそうでしょうね、、、とサラッと言える。


中島みゆきさんも。

あなたよりね、他の人の幸せの方が、

うんと大切なのよ、、、


ポテトチップス片手に幸せな時間を提供したい人達の心や幸せの為に、

自分が苦しんだのなら、それもいいか。

と思える人達が3人だったって話なんだけど、


この3人は、

なにげにそんなことを一番言いそうにない人達。


みんな!が幸せな方が本来はいいだろう?


と思っていそうな3人さんだ。

みんなの幸せも、勿論、私の幸せにも、

加担も出来ないし、協力も出来ないけれど、

でも幸せであって欲しいと願っているよ。


って言えそうな3人。


あるとき、いつも、

わたしがみんなを幸せにしてあげるからねー!と叫んでいた女性シンガーが、

どうしてもそれを言えなかったコンサートがある。あとにも先にもあの時一度だけだ。


以来、私は彼女の歌を聴きたいと思わなくなった。幸せにしてもらわなくていいからだ。

迷うくらいに幸せに出来ない歌なんて、

聴きたくもない。

どうぞ、他の方々を幸せにしてあげてください。

今はそう思っている。


自分は幸せなんてならなくていい。

普通に暮らして、普通に死んでいく。

それでいいと思っている。


けれど、一番残念だと感じたのは、

あんたの命より他の命なんだよ、、、を、

この人生で突きつけられたことが、

2度もあったことだ。

さすがにもう心は元には戻れない。


その上で、造形だの価値観だの家庭環境だの貧困だのと、痛みを押し付けられて、

あえて!痛みを掘り起こそうとするという行為は、あー人間じゃないんだなぁ。

このことで、喜ぶ人かぁ、、、、、

やっぱりポテトチップスと一緒に笑ってる、

お茶の間のおじさんおばさんとかかぁ。


私、ポテトチップスと友達だなぁ。

なんて最近は思っている。

拗ねるというより、軽いよなぁ。

私の命も痛みもそれで天に召されるわけだから、

ずーっと私の痛みはポテトチップスと菓子棚に未来も残ることもあるんだなぁ。とは、

ほんのり思っている。

音楽は作り手には素晴らしい芸術だけど、

まぁまぁポテトチップスと並んでることの方がホントに多いものだから、、、、

くだらねー命と痛みだったわ、、、と、

たまにキレそうになるけど、

それもまぁ諦めた。仕方ない、、、、、

人間なんてそんなもんだ。と天国の父もそう言うだろう、、、、、

なんの意味も成さない。

そのことで痛かった全ては、

なんの意味もホントにないまま、

やられ損。で終わる。それを望んでいる。

申し訳程度にポテトチップスと並ぶこともまだあるのかもしれないけれど、、、

カルビーさんどうもどうも!である。


コンサートへ出かけた時だけ、

なんとなく他のお客さんと同じ人間になれる、

そんな感覚。

わかんないだろうな、ずっとそうだったよ、、

とホントは言いたい。


私の痛みは他のこれだけの人達がポテトチップスと一緒に適当に楽しむそんな言葉達と同じ菓子棚に並んでるだけで、痛みも何もあったもんじゃないや、、って、ずっと思いながら生きてきた。


なのに、まだ痛くなれ!もっと傷つけ!

って、そんなに太らせて何がしたいんだろう。

今度はカルビーへのバイブ作りか?

そんなことすら考えたりする。


自分の為の言葉なんていらない。

なのに、どうしてだか、

佐野元春さんの言葉だけは、

本当に優しくて誠実で泣きそうになる。

男らしい人なんだなぁ。と思える。

男らしいのは吉川晃司とか殴れ蹴れな人じゃない。男らしいのはミスチルみたいに、

彼女を殴るのも僕の愛情故なんだと、、

そんな人なんかじゃない。


どうしたら心がほっと出来るかを、

知っている男の人が一番男らしい。

佐野さんの奥様は本当に幸せな方だ。


あとの男ははっきり言って、

どうだっていい。

奥さんがた、頑張って介護もしてあげてね。

そんな感じ、、、、、

うんこ垂らしてる頃、捨てたとしても、

私は拾わないよ!ちゃんと面倒みてあげてね。

そんな感じだ。


2度とつきまとわれないように、

それはそこらへんの人もそうだし、

そこに癒着してる人もそう。


佐野元春猛烈ファンで歩いていかなくちゃ、

君の為と見せかけて、他の人達のポテトチップスとの為なんだ。なんて、やられたら、

たまったもんじゃない。


私はもう傷つきたくない。

ここまで1人で頑張ってきて、

ここまで小さい子供守るために、

数々の嫌がらせも乗り越えきて、

何度も何度も警察へ足を運んで、

そのうえ、ポテトチップスと一緒に他の人達のハッピーの為なんだよ、、、なんて、

ちょっともう勘弁してほしいと、

心の底から思っている。


それでも吉川晃司とかミスチルみたいな人達は、

おまえの命なんかポテトチップスより価値ないだろーが!とか言うのかなぁ。


あんまりだと思うんですけど。


いくら私が元気に生きてる風だからって、

ちょっとそこまでされるのもどうかと思いますけど、、、と思っている。

やっぱり売れるとどこまでやっても、

たいして、胸が痛むとかないんだなーと、

理解してしまった。

東北とか震災の色々であの人達が何してても、

あまりピンとこない。

へぇ、、と思う。


他の誰かのためなんだよね。

って、もしも自分が結婚していたとして、

旦那に言われたら、

やっぱり私はムカつくのかなぁ、、、、、


別れるわな、、、、


普通に、、、


あーどうぞ、そっち行ってください。

そして2度と近づかないでください。と、、、


2回やられたら、

なんか、むしろ、面白いから、

どんな虫ケラにしようかなぁ。とか

考える始末。


どうせなら、てんとう虫とかがいいけど、

そういう人達って意地悪いから、


てんとう虫?

だめだろ!おまえはウジ虫とか、

ゾウリ虫程度だろ!

価値をつけるな!価値を!


虫なら、ゴキブリとかだろ!


って、またやられるんだろうなぁ。


うちの息子、ゴキブリの息子、

うちの母親ゴキブリの親、

うちの父親ゴキブリの父親、

うちの義理兄ゴキブリの義理兄、

うちの姉、ゴキブリの姉。


なかなかレアだよ、、とか、

楽しまないとやってらんない気分になる。


すいません、ゴキブリは本当に苦手なので、

せめて、かめむし。とか、

せめて、とんぼ。とか、

せめて、だんごむし。とかにしてもらえます?

命の価値。


この中なら、

ま、おまえならだんごむしだな!

と返ってきそうだ。


かずやーかあさんはだんごむし。らしいよー!

言っとこうかな。


私は人当たりがいいので、

聞こえてくる言葉がおおよそ想像出来るんだ。

『ごめんーホントに岡田さんの命より、残念なんだけど、お金なんよー』なんて声や、

『ごめん!すーこ!ホント、ごめんだけど、お金なんよぉ、諦めて』が、、、、、

『でもみんなの楽しみの方がすーこの命より、ほんまに大切なんよぉ』


やめてもらっていいですか?

私は2回もそんなことをぶち込まれるために生きてきたわけでも傷ついてきたわけでも、

自殺未遂してまで苦しんだわけでもないので。


話が出来るとなんでもゴリ押し出来ると思ってきた全ての人を全力で切っている。

2度とごめんだと本気で思っている。


はっきり言って、

大嫌いだ!憎しみはないけど、大っ嫌い!


『かあさんって虫なん?』

『なんかそうらしいよ、あの時も凄かったじゃん、毎日毎日家にやられて』

『しつこいね』

『あっちもしつこいからしつこく文句言うことにしたんよ』

『でも有名人でも嫌な性格しとる人はおるし、誰が誰かわからんね』

『ま、虫ケラとかウジ虫とか言われても、うちんちはみんな人間って思っとるんじゃけいいんじゃないん?』『なんなん?恋愛ゲームみたいなものに巻き込まれたん?昔はブームのおじちゃんだったんじゃろ?』『かあさんブームのおじちゃん会ってないけー友達は会ったみたいな雰囲気言ってたけど』『女意地悪いね』『そんなんばっかりよかあさんの人生』

『でもかあさんもう人生の夕暮れじゃん』

『知らんし、、、あっちやこっちで、無意味バリの命の扱いよ』『僕じゃん、かあさん早死にしたら迷惑するの』『他人はそんなもんなんじゃろ』『え?人が死んでも身体壊してもどうでもいいん?それひどくない?』

『そんなもんなんだってかあさんは気づいたんよ』『意地悪いね、僕は嫌だわ、その程度のことしか出来ない人ってなんかめちゃダメな人じゃない?』『多いんやろ、そういう人が今は』

『関わりたくないね』

『当たり前じゃん、、、2度もされて、2度と嫌だと思ったよ、どいつもこいつもよ、空も地上もよ』『ブームのおじちゃんは聴いとるん?』

『懐かしいし、多分かあさんの友達の片想いだったんじゃない?誰とでも寝る人だったから』

『ドリカムやめたん?』

『やめたー』『なんで?』『めんどくさくなったから』『佐野元春にした』『それだけ?』

『佐野元春とブームのおじちゃんと中島みゆき』

『ミスチルとか行かんのん?』

『歌が意地悪いから聴きたくない』

『吉川晃司も?』『うん』

『どーでもいい、もう』

『音楽は素晴らしいものしかもう聴かない。芸術的なものしか』『へぇ』

『でも芸能人の人達の中にも意地悪はいるけど、地上もいっぱいおるじゃん。』

『そういうことなんよ、、ほんとに』

『ホントは意地悪じゃなくても、人間、自分の欲が満たされないと意地悪に変わるもんよ』

『あんただって、家族侮辱されたり、彼女がいじめられたら、意地悪になるじゃろ?』

『それならんかったら、そっちが問題くない?』

『かあさんなんか、周りも空も地上も意地悪だらけで孤島の闘いだったから、なんにもしないババが一番楽だったもん』

『やっとられんね』

『どうあとから、すいませんでした。が伝わってきても、もう2度と嫌なのでさようならよね』

『そりゃそうなるよね』

『ま、いいんじゃないん?信用出来る人がいないって早めにわかって。もっとおばあさんになっててから、弱くなって心許して、騙されたりしたらもっとダメージじゃない?』

『ほんまよね』

『早めに色々わかってよかったんよ』

『そ、佐野元春さんとブームのおじちゃんと中島みゆきさんだけ聴いていくんよ、かあさん』

『すごいね、かあさんの周りっていつも』

『ほんとねぇ、芸能人と寝たがる女ばっかりだったし、業界風吹かせる女だったり、はっきり言ってろくなもんじゃないと思うけど、それらが満たされたらそれはそれでいいんじゃないん?知らんよ、もう、面倒くさい』 

『自分のところも、なめとんか!この人みたいなのおるけど、多いってこと?』

『だと思うよ、、、黙ってるから何しても許されるとか思ってしまうんじゃろ、、』

『かあさんが最後まであの人達の心配して応援してたのに、一番いじめられたという、、笑うしかないわ、ここまでくると、、バカバカしい』

『3人応援しながら頑張りんさい、かあさん』

『そうするー』

『多分、誰が最後まぁ美味しい思いしたか、誰がまぁ楽しめましたーで終わるかで見えてくるものはあると思うよ、多分。だからって何も変わらないけど、その人はバチが当たると思う。』

『まぁそうじゃろうね』

『あの時もやってないわけないもんね、、』

『一応、みんな事故したり死んだりしちゃったけど、どうなんかね、そんなことは望んでなくても、そうなっていってて凄いなとホントに思う』

『神様ってやっぱり見とるんじゃろ』

『かあさんもそう思う』


息子との会話である。

たまには吐かないとやってらんない。



佐野元春さんが一番信用出来るんだ、

本当に。私が死ななかったのは、

佐野元春さんのおかげ。


ありがたいな、、、、ホントに、、、