ハスキーは片目が青い。

私は今、右目だけ血液で真っ赤だ。

ハスキーみたいで暫くはこれを楽しもう。


Hope street 

リバプールにある大聖堂2つを結ぶ通りの名称らしい。名前がいいね、聞こえ方の語感がいい。


今日は街角のお喋りも勉強中の学生の咳払いも、

それぞれの鳥が自分のことを言いたい鳴き声に似てる。そんな風に感じていた。

何もかも、自分の命の為のさえずり。 

『こんなストレス社会で旦那の給料も上がらないし物価は高いし子供の受験はあるしやってらんないわよ!』の小鳥達が多分一番多いんだろう。


恒例の本屋散歩は脳科学と人間心理の本を立ち読み。アウトプットの重要性の仕事についての本の立ち読み。買った本はビートルズについての本。

写真が美しい。伝説的バンドとなるとこんな美しい本が仕上がっていく世界は素晴らしい。

物価高に鳴く小鳥が多いなら美しい空も準備しておかなくちゃ、やりきれないじゃないか。


サイエンス本は面白かった。

何故、人は人を攻撃するのか。

その人がフラストレーションを抱えているかららしい。フラストレーションがない人は人を攻撃したりしない。なるほど納得だ。

そこを責めても仕方ないことをわかりながら、

なんの解決も出来ないままに世界が進んでいって、今現在、誹謗中傷を繰り返している人達はともかく、子供達にいくらそのようなことは平和ではないよ。と問うたところで、何も変わらないんじゃないのか、、、とふと考える。

環境と意味への着地は早い方がいいだろうに。

インフラ整備のように。

ちんたら役人思考の大人達がなんだかな、、な、

最近の私である。壊したい世界観なのか守りたい世界観なのかはっきりしろ。と言いたくもなる。

木々の緑を壊してプラスチックなグリーンで埋め尽くしたい世の中なら、ゴミは増える一方だろう、、、また沖縄の海へ漂流するのか?


おかしいだろ、それ。


『金です』って返ってきたら、すっ転びそうな話だ、、、、、終わってんな、日本。


ところで、芸術の小森。作りの私。

ビートルズも立派な芸術だ。

YOKOがそうであるように、とんでもない芸術家。ずっと満たされてきたわけではない人生。

幼少期、そしてプロになってから、そして平和活動だった時代、そして暗殺されてしまった歴史。

悲しくて、出来れば、そんなものにならなくていいから、チャカチャカ音楽出来た方が幸せだったろうな、、、とたまに思うけれど、

神がそれを選んだのだとしたら、せめてスピリッツくらいは、じっくり考える凡人は多い方がいい。私にしたってそうだ。


この文字は今日とても心に響いた。

トライアングルのチーンって音くらい透き通っている。


『雲も濁りもない向こう側の青い部分を見ていますか』

私はそれをずっと考えている。多分ずっと。


例えば若い子達が暴力的になっているとして彼らのさえずりは自己の確立からの衝動。

日本のアーティストの皆さんが、

嫉妬だ憎しみだと憂いているものの正体の先には、その個の孤独。

雲に八つ当たり、濁りに怒っていく世の中。

青いんだ、、絶対的に人間なんて。

本来はきっとそれぞれが痛くて寂しくて憂鬱で、そうならない為に雲を撃つ。


青い部分が少しは癒される世の中でも、

作っていけたらそれでよかろうに。

何故に人は安易な方向で付け焼き刃で進めていくんだろう。意味がわからない。

危ないよ、それ。って言いたくなることばかりだ。一度私は売り込み先の医者に言われた。

『私がずっとメンテナンスするので買ってください』『あなたがいる間はいいけど、どっちにしてもそんな誠実さをアテにして商品は選べないよ』


ま、そんな感じだ。

誰かの誠実さばかりをアテにしたような世界観はやっばりどこかおかしい。歪みがありすぎる。


私が今、やっていることは、

誰の為でもなにかをあてにすることでもなく、

自己の命の充実でしかない。

もっと音楽や芸術について考えたい。

夢中にさせてくれたものについて、根本的に知ろうとしている。その上で愛せるものを見ることが出来たら、もっと豊かなはず。

それだけである。



自分の理想はあくまでもかっこよく生きていくこと。私の場合は何が欲しい、誰が欲しいよりは、

生きることそのものが実はロックンロール。

そんな時間ばかりだから、

この感じは経験した人じゃないと、とても理解出来ないと思う。あなたのそれはさぁ!なんて突っ込まれても、1人でやってきた人生に今更とやかく言われる筋合いはない。何かあなたに問題があるでしょうか?それだけだ。

あなたの存在が邪魔なんだよ!とくるなら、

おまえもな!と返してやるだけのことだ。

ま、誰も多分言ってないけど。そんな失礼なこと。


今日買った本は、

ドーンと自分の影を未来へ押し出してくれるほどの勢いはないけれど、

心にビタリと張り付いている影が、

ジリジリと前へ押し出してくれる、

概念や価値観を。そんな素敵な写真と言葉だった。この感じも絶対に忘れてはいけない。

なんというのか、自分を夢中にさせてくれたものが忠実にそして誠実に言葉と光を与えられている。リリィフランキーさんありがとう。

大人になればなるほど、

ドーンと前へ押し出してくれるものは減る。

それでもジリジリと前へ誘うボルト数を探して生きていたいんだけどなぁ。

 

発信者達は頑張って欲しい、ホント。


音楽への解説が本当に納得した本。

なにかを表現する時、誰しもが自分の心の奥底に潜む物質と、作品に定着させた時の物質変化における距離を測る。その意識が働けば働くほど、口当たりの良いものになり、人間の揺らぎを描くものからかけ離れていく。ロックンロールはポップスになり言葉は音になって消費されていく。


心にズドンとくる音楽は減ったし、

あまり今はない。

尾崎豊が懐かしいなぁ。


佐野元春オンリーファンと決めたのはそれ故だ。

ミヤはちょこちょこ程度で。

芸術の小森。いい感じになったらいいなぁ。

なんたって佐野元春オンリーファンである私からは、そんな理想郷しか想像すら出来ない。


きっとそれぞれのファンの方々もそのようにこの国のパレードのようなそんな思考で歩いてらっしゃる。やっぱり世界はそのほとんどは平和的なんだろう、、、、