ある若い俳優が出来ちゃった婚をしたというニュースを見る。

最近はもう親世代なので、

右から左だ。


へぇ。


で終わる。


それはそうとも、

エンタメのご妊娠とはどういうものなんだろう。

ご懐妊。


めだかのようにジャンジャン産みたいんだろうな。とは思う。


けれど、私の目からは、

どこもかしこもまぁまぁ軽薄だ。

そこを推奨している人は今ひとつ人間として、

信用出来ない。

自分が業界なんかで働いていたから、

余計景色を想像出来るんだろう、、、、、


『あーあれはちょこっと脚色して肉付けしてさーチャチャっとやっちゃってよ。』

みたいな会話が想像出来る。


あのマンガ家の自殺はこたえた。


原作の気持ちを踏みつけてまで、

面白みを出しまくって、

視聴率だけを狙う。

あと、テラハとかもそうね。

どんだけ死人出して、

どんだけ痛みを無視して、

そんなものをバラまこうとする?


おかしいだろ、それは。


ずっと私はそこだけを言い続けている、

聞こえなくても言い続けている。


佐野元春さんは


何故だろう、人はあまりに傲慢だ、

帰り道をなくしているとも知らずに。

なんだろう、人はあまりに残酷だ。

約束の未来なんてどこにもないのに。


この人は信用出来る創作家なんだろうな。


何故だかそう感じた。


佐野元春さんは嘘のない創作家だ。

だから音楽も信用出来る。


私は今の業界は正直嫌いだ。


昔、自分が働いていた時も、

嫌な気持ちには沢山なったけれど、

今はもっと違う意味で嫌いだ。


まるで、ご懐妊しました。の若い俳優のように、

なんというのか、

全てが、どこか嘘っぽく映ってしまう。

下手すると売名に見えてしまう。


お願いだから、これ以上、

失望させないでください。

と本当は本気で思っている。


それは働いていたときも、

昔、嵐があったときも、

2、3年前にそんなのがまたあったときも、

小手先でどうにかしようとしていることが、

ほんのりわかったときも、


何度、失望したらいいんだろう。


なんて考えているうちに、


あーもう見ない、聴かないを貫けば、

きっと大丈夫だ。なんて答えを出してしまった。

佐野元春さんとちょこっとミヤ。

それだけでもういい。


佐野元春さんはいつだって創作に真摯な姿勢だ。

ミヤは、まぁ多分真摯な姿勢なんだろう、、、

おりこうさんに咳が入ってたのが、

とても気に入らなかったけれど。


この人もエンタメのご懐妊を願う人なのかなぁ。

みんなそうだしね。

そうかもしれないね。

そんなのわからんわな、、、、、


ハタっと想像する。

これは妄想だ。軽く流して欲しい。


他の創作家がご懐妊の為に、エンタメのご懐妊の為に、あれこれあれこれ、なんか軽くゆすってやれ!あの命!

としたとして、私はそれを、さようなら!

で終わらせることは、いとも簡単に出来る。

全力で文句を色んな場所へ書いていける。


例えばミヤだったら?なんて想像してみる。

まーまーショックだ。

まぁまぁ信頼している命の尊さを謳う人が、

命を転がしてエンタメのご懐妊を。なんて、

どこかで推奨していたとして、

最後は、わかりました、、、、と、

しぶしぶであれ、受け入れるんだろうか。

まるで、はつかねずみ観測会。であなたがいろというなら、わかりました、、、と、、、、、

正直に言うと、頼れなくてもいいし、

助けてくれなくても勿論いいけれど、

売らないで欲しい、、、、

そんなところなんだ、私の正直はそこにある。


本当はへとへとですがりたいものも今まで沢山あって、沢山倒れて、沢山泣いて、

そんな人生なのに、そんな助けてはもはやない。

だーれにもない。微塵もない。

とうに乗り越えてきた。

だから、エンタメのご懐妊の為に私を売らないで。とやっぱりなる。

鵜飼の鵜もやっぱり嫌だ。


わかるだろうか?


それは、おしん。みたいなもんだと。

おやじに家の金のために売られるやつである。

信頼している人間に、

金の為に売られる気持ちってわかります?

よしかわひなのちゃんとかそうらしいよ。

親がお金の為にってのが、ありありとわかって、

若い時、相当、傷ついたみたい。


もしかしたら、ミヤくらいの信頼度数なら、

仕方ないか、、ってなれるかと思ったけど、

やっぱりダメでした。ごめんなさい。

どうか他を当たってください。

氷魚もね。


何故だかそんな妄想に真剣に答えてる自分がいる。


ごめんなさい。

さようなら。になっちゃうんだ、私の場合は。

他の人は喜ぶのかもしれないから、

どうかそこでやって欲しい。



そんな妄想は妄想として、


佐野元春さんNo.1なのは、間違いない。

色々考えてたら、

やっぱりミヤちゃんはポケットなのである。

メインには恐ろしくて出来ない。

恐ろしさは別のところにあるけれど。


佐野さんがいてくれて、

本当によかった!


大好き!


私は音楽だけは捨てたくなかったんだ。

だから。とやっていたけれど、

もうそのほとんどは2度と触らない。

かろうじて、1.5残った。

それだけは大切にしたい。


自分の人生などどうでもいいものかもしれないけれど、こんなちっぽけな人生に、

佐野元春さんというアーティストが運命のシンガーとして残ったと思う。

以前に、18歳で死んだ少年の運命のシンガーはミヤだったように。


私にとっては、佐野元春さんだった。

本当にそう思う。

頼りなく儚く揺れて弱くなりそうな気持ちすら、

立って歩いていける気持ちをくれた。

いつも。どんなしんどい時も。


あの亡くなった少年はミヤの島唄ばかり聴いていたという。

なんだか凄いなぁ、、と思っていたけれど、


そういうことってあるんだ。


佐野元春さんだったことが、

最近ようやくわかって嬉しい。


佐野さんに恋したって構わないって話じゃない?

死んだ少年だってミヤに恋してたと思うけど。

それを誰が否定しなくちゃならない?


私はこれからは佐野元春に恋するんだ、、、、、