ストーカーに悩まされている私が、
昨日、勇気を出して佐野元春さんへファンレターを送ってみました。


佐野さんこんにちは。


Zeppツアーのチケット取れませんでした。
とても残念ですが、佐野さんが素晴らしいステージが出来ることを願っています。
ファンの皆さんの声を拾いながら楽しんでみたいとそう考えています。

そんな佐野さんにお伝えしたい気持ちがあります。今、私の命と心を支えてくれているのは、
佐野さんの音楽です。
毎日毎日聴いています。嘘じゃありません。
車の中でも部屋でもいつも聴いています。

情け無い話ですがとても辛いんです。
私は前向きにといつも頑張ります。
頑張り過ぎるほど頑張る、そういうタイプなんです。過ぎたことは全て忘れて。そんな佐野さんの歌詞を聴いてそうありたい。って頑張るけれど、昔、とても嫌な事があって、
その時に関係した人達がそうやっている時に限って、出てくる、現れるんです。

3歩前へ進んだらスカートの裾を引っ張り戻されるそんな感じを3年ほど続けています。
その度に私は車の中、誰にも聞こえない場所で怒鳴り泣きます。涙が沢山出ます。
誰にも聞こえないけれど、しっかりと相手に伝わるように怒鳴り泣きます。
これは神への叫びです。
そんな感じです。

前向きに振り向かずにより良く生きていけるようにやってきているのに、必ずスカートの裾を踏んでいるから、前へ向いても何度もされて、
心が息が出来なくなります。

佐野さん、本当はたまに死にたくなるんです。
だけど死ねないことを知っているから、
生きてるんです。

私がこの3年間の間、何度もそんなことが起きて、その時オノヨーコさんがメッセージをくださいました。だから私は平和への祈りを洋子さんの意思を真似てみようと思いました。
平和と芸術。は私の生きる目標になって、
そのことを頑張ろうと思っても、
嫌な人達は必ず私のスカートの裾を踏みにきます。その時、私は平和のことも芸術のことも、
少し考えなくなって、相手への怒りに震えます。おそらく、そのことが彼ら彼女らの目的なことも理解していて、
そんな情け無いやりとりが3年間も続いていることに情け無い思いを感じて泣いてしまいます。

人間の浅はかさに泣けてくるんです。
なぜ、そんなことをわざわざ仕掛けにくるのかがさっぱり理解出来ない。

人はあまりにも残酷だ約束の未来なんてどこにもないのに。あの歌詞が私は好きです。
私が目指している未来は、平和と芸術を愛すること、そして自分が愚かな生き方にならないこと。そんな個人の選択でさえ、憎しみや嘘や陥れようとする人に踏まれては進めなくなる。

悲しいです、情け無いです、
沢山涙が出ます。
佐野さんは私が一番辛い時にパワーを与えてくれたアーティストです。
ただ1人辛い心に言葉が沁みたアーティストです。

誰もがいい思いをしたい、他の誰かと同じように。ではなく、時として人は、
自分と同じ影になれ。と襲ってきます。
自分の同じ影ではなく、やたらと普遍的であったり優劣の優になるなら邪魔してやる。と、
女性であってもそれをしてきます。

私はそんな時間を約25年繰り返していて、
それはまるで植民地に住んでいるようです。

こんな手紙を佐野さんに送ることは心苦しいのですが、人間はどういうわけか、
暗闇を拾いたくなるのか、私は随分長い間、
男であれ女であれストーカーに悩み続けています。幸せになることや希望にも似た美しい思想になることを、とことん邪魔されます。
よほどの執念なんだろうな。と感じています。

恐ろしいです、正直。
そこまでの執念が幸せになれ。ではなく、
幸せには絶対なるな!美しい思想には絶対なるな!そんな執念が気味が悪くて恐ろしいのです。

でも、私は佐野さんの音楽を信じてみたいです。信じたいです。
そして来年こそまたコンサートへ参加したいです。他のアーティストのコンサートではファンの人で嫌な思いをしたりするのに、
佐野さんのファンの方々は嫌な思いを一度もした事がなくて成熟してらっしゃることが私の心を安心させてくれます。

頑張りたいです。
佐野さんはいつまでも凄く素敵で、
私は今日も泣いてしまって目が腫れてますが、
明日はまた頑張れると思います。

何度、スカートの裾を踏まれても、
ひととき感情に飲み込まれても、
私は必ずオノヨーコさんの訴求した平和への意味と芸術を愛していく、
豊かな人間として生きていきたいです。

その時、佐野さんの音楽だけは、自分の周りで鳴らし続けていきたいです。

こんな弱っているファンも中にはいることを、どうか忘れないでください。
私は弱っていた時期も佐野さんのコンサートへ行っては勇気をもらっていました。
きっとそんな方もいると思うんです。
辛くて辛くて本当は日常に抱えきれないほどの痛みと不安を抱いていても、ポーカーフェイスで歩くしかなくて、佐野さんの歌声を聴いて、はじめて泣ける、私のようなファンもいると思うんです。

来年、もう少し元気になって、
佐野さんの歌声を必ず聴きに行きます。

お身体大切にツアー頑張ってください。
佐野さんの全てにありがとうございます。と
最後にお伝えしたいです。