今日は日曜日出勤だったせいか、

脳みそがグッタリしている。

喉は痛いし、口内炎は痛いし、

冴えないなぁ、、、なんて、

日本2つのうちの佐野元春さんのV鑑賞。


はぁ。やっぱり素敵。

すごく素敵。素敵。って言葉が似合う68歳。

少し喉の痛みと口内炎が和らぐ。

佐野元春さんの歌の中に


『本当に欲しいものは何

 たとえばひとつの美しい経験

 幻を見るような眩しい永遠』という所がある。


私はいつもこの歌詞を聴くと、

うーん。と考えてしまう。

みんなあるんだろうなぁ。あるのかなぁ。

50代半ばに入った。

若い季節は結婚して子供産んで、仕事はこんなのがよくて、、、

なんだかんだで、一通り、きちんとしたのはした。離婚したけれどそれはそれだ。

欲しいものって現実的なことを言えば

キリがない。

そしてそれを例えば手に入れたのちに、

心の平安も共にあるかとなるとこりゃまた別だ。


私は、自分と相対するものの間にある泉、

湖のようなものが、限りなく透明なもの。

そんなものがとても欲しい。

いつも欲しい。

たま〜にある。気がする。


面倒くさくなって再婚でもしようかなぁ。

なんて試みたことがある。未遂でやめたけど。

金銭の心配もいらないし、働かなくてもいいということはその時は魅力的で、正直、

婚活会社なんて所で働いていれば、簡単に手に入る再婚だった。


結局、自分は自由が好きで、相手は愛が欲しくて嫁には家事全般、そしてチャーミングな会話を求めているわけだから、

2人の間にフツフツと湧いてくる水は、濁り、

そりゃあ相手も心挫けていくし、

私にしたって面倒くさくて家へ帰らない。

そんな不倫中のおっさんのような暮らしをしていた。


みなさんパートナーがいらっしゃる方々は、

どうか綺麗な泉が湧き水でポコポコと湧いてくるような関係を、、願ってやみません。

そんな感じだ。


私がこんなに日本の音楽は2つだけずーっと愛するのだから。2つでいいのだから。

なんてのも、パートナーがいたら許される話じゃない。そんなことより台所片付けろよ、

そんなことより料理のレパートリー増やせよ。

と、大事な人が結果不満タラタラになっていく。

よかった、、シングルで。今。


そんな感じだ。なにしろ自由。


幻を見るような永遠。


って、結局、誰か。でもなく、

何か。でもなく、

自分。にしか作れないもののように

最近は感じている。


絵画やらこの2人の音楽家の音楽を価値へ刻んでいく、、はっきり言って幻想に近いステージの上での素晴らしいお姿に陶酔する。

勝手に酔ってりゃいいんだから、こんな便利なものはない。佐野さんに『おいこら』なんて言われることもなければ宮沢さんに『失礼だな』なんて言われることもない。

素敵に陶酔。これ一番。


どうやったって、

相対するものとの間にある泉は、

透明であるために、そこそこ力がいる。

強すぎても、相手はしんどいかもしれない。

弱すぎても、相手は不満かもしれない。

いいバランスのパーカッションを鳴らすには、

なかなかの時間とその対象の人への知識が必要だ、、、、、

世の中の夫婦は偉いよなぁ。


私の場合、自分の自由さが、

よぉーくわかっているので、

泉。探し。それも束の間。でいいのである。


みんな本当に欲しいもの。ってなんなんだろう。


金!だったら、何かしら揉め事とワンセットでやってくる。

愛!だったら、それはなかなかの努力も必要。

ということもある。

快適な全て。は、

結局、自分自身のコピーを作るしかない。


欲しいものかぁ、、、、、


世の中の人のが聞いてみたい夜である。