こんにちは、母です。
長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。
notインコな話がまだ続きますが、ご容赦くださいませ。。。
続きです。
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石巻市街に入ると、報道で見覚えのある街並みが続きました。
道路は整備され、国道沿いの店舗も営業しています。
この春の選抜甲子園に出場した石巻工、
近くの川でボート部の学生さんが練習に励んでおられました。
でも、
更地になっている住宅あとや
歪んだ橋の欄干や街灯・・・
日常生活にまだ津波の爪痕は残っています。
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仮設住宅は、広い広い土地に
たくさん立ち並んでいました。
多才な友人は、仮設住宅にお住まいの
子どもさん対象のワークショップや
おかあさん方の手芸やお菓子作りなどの講師を
ボランティアでしています。
普段、大きな声で歌ったり騒いだりできない子どもたち。
そんな子どもたちの気持ちを解放するような
楽しい音楽や工作のワークショップを
全国から集まるボランティアさんと一緒に企画し、実践しています。
仮設の集会所で、おかあさん方と
千代紙でお雛様をつくったのはとても喜んでくださったそうです。
津波でお雛様も流されてしまったから・・・という、
おかあさん方の話が胸を打ちました。
いろいろな形で全国から支援を受け
本当に感謝しているの、と友人は言っていました。
それと同時に、
与えるばかりの支援じゃなくて
自立するための支援がこれからは必要なの、とも。
そうした現地の声が
もっと
もっと
もっと
中央に届くといいのに。
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3/28(水)
この日は仙台市内で過ごしました。
JR仙台駅近くのおみやげ屋さんには
ご当地ヒーローダッチャー のポスターが( ´艸`)
ちょっとツボな母・・・( ´艸`)
友人に仙台をぐるり一回りしてもらいました^^
仙台、と言えば・・・
・・・ですよね(笑)
伊達正宗公の銅像です。
神社に奉納されていた絵馬には
「正宗さま」を愛してやまないファンからの熱いメッセージも多々・・・
展望台から向こうに見える
あの巨大仏はっ( ̄□ ̄;)?!
仙台大観音さま、だそうです。
100mもあるそうですよ(大汗)
周りの建物を合わせて考えてもかなり大きいですよね^^;
午後5時半の飛行機で大阪に向かいます。
友人も娘ちゃんも
本当に忙しい中、母とお嬢のために時間をつくってくれたことに
感謝の気持ちでいっぱいです。
夕日に向かって、飛行機は飛び続けます。
最後の最後の、日没の瞬間をお嬢が撮りました。
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本当に
本当に短い時間の中で
自分が思っていた以上にまだ残る震災の爪痕を
目の当たりにしました。
街がまるごと呑み込まれる津波・・・
線路や道路を寸断した地震・・・
正直、1年以上経ってこの状態というのが
信じられないほどでした。
ですが。
宮城は
ひとの活気にあふれ
美味しいものが満載の
素敵な街でもありました。
友人は言いました。
震災があって、生活は全く変わってしまったけど。
失ったものもたくさんあるし
何も出来ず泣いてばかりの時期もあったけど。
震災がなければ
一生出会うこともなかった人たちとの出会いや
今自分がこうしていることの意義を思うと
人生って本当にわからないよね。
と。
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友人から、今回は本当に
いろんなことを教わりました。
それと同時に、母自身が思ったことは
まだまだこれから、ということです。
どういう形が良いのかは、人それぞれですが
消費という形でも
支援という形でも
雇用という形でも
自分の立ち位置で出来ることを
し続けていく・・・
し続けていく、ということだと思いました。
そして、母が暮らす大阪よりも
もっともっと、もっと、広い地域に及んだ被害、
さらに見えない放射能の脅威にさらされている現実を
意識し続けるということだとも。
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何度も何度も
書いては消してを繰り返し
結局まとまりのない内容になりました。
これらの記事をご覧になって気分を害された方もいらっしゃるかも
しれませんが、それは一重に母の文章力のなさからくるものです。
その点は、どうかご容赦くださいませ・・・
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長々とお付き合いくださり
ありがとうございました。
日々、ぴーぽんズの生活を発信できる
喜びと感謝の気持ちを持って
丁寧に過ごしていきたいと思う母でした。
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