はじめまして、ぴーすけです。
そうやね、まずはぴーすけのご挨拶からしとかんとね。
こんなリアル顔で登場やもんね。
でも、その前にぴーすけの前にうちにいてた
ハッピーちゃんの話からしていいかな。
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2008年5月、私とお嬢がショップで一目惚れしてお迎えしたハッピーちゃん(♂)は
小さい頃、こんな器にすっぽりおさまって眠ってしまう
とても可愛いインコちゃんでした。
ずっとインコちゃんと暮らしたい!と言っていた息子とお嬢に
「もう少し大きくなったらね」となだめすかしながら過ごしていたのに
ショップで一目見た途端、「うちにおいで!」と思ってしまいました。
当時息子は小6、お嬢は小4。
インコちゃんをお迎えしても責任を持ってお世話ができる年頃。
たくさんの幸せとともにやってきたインコちゃんを
ハッピーちゃんと名づけ、家族で本当に可愛がっていました。
翌年、2009年2月初旬の朝。
ぽかぽかと暖かいお天気だったので、いつものように私は
ベランダでハッピーちゃんのケージの掃除をしていました。
敷き紙が引っかかってしまって
出入り口から手を入れてしまったところ
ハッピーちゃんが隙間から出てしまいました。
あ!!!と思った時には、ハッピーちゃんの白いからだが空の青さにまぎれてしまって・・・
手を尽くす限りの捜索をしましたが、結局ハッピーちゃんに再び会うことは出来ませんでした。
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3週間ほど経ったある日、遺失物届けを出していた警察から連絡がありました。
「水色のインコが保護されていますが、確認に来られますか?」
藁にもすがる思いで足を運びました。
ドキドキしながら対面しましたが、違うインコちゃんでした。
・・・
「・・・違います・・・うちの子じゃありませんでした」
「そうですかー、じゃあ仕方ないですね」
・・・
「ちなみに、その子の飼い主さんが引き取りに来られなかった場合は・・・」
「その場合は・・・そうですねぇ、引き取り手を捜すか見つからなかったら・・・」
・・・
「もし。
もし、保護期限内にこの子の飼い主さんが現れなかったら、
里親にならせていただけませんか?!」
数週間ののち保護期限が切れて、
警察から再度連絡をいただいて、
正式に手続きを済ませて、
そうしてお迎えしたのが、ぴーすけです。
今思うと、衝動的としか言いようがないくらいの勢いだったと思います。
手乗りかどうかもわからない状態での引き取り。
でも、それでも良かったのです。
警察のケージで寂しそうな目をしていたこの子(ぴーすけ)を放っておけないと
思いました。
お迎えした日、バスを待つ間に撮影したものです。
今とは微妙に羽の色や模様が違います。
こうしてお迎えしたのが、2009年3月。
我が家でついた名前がぴーすけになりました。
むう、そういえば、そうやったような・・・
そうかぁ、もう一年になるんやなぁ・・・。
そうそう。
早いもんやね。
ぴーすけが来てくれて、うちも本当に明るくなったよ~
始めのころは名前呼んでも知らんぷりやし。
(そりゃそうやんね、元の名前とちゃうもんね)
こっちが話しかけても無関心やったし。
(だって急に「新しい家族やで」って言われてもわからへんもんね)
それが今では
「ぴーちゅけ、おりこうちゃん」
「ぴーちゅけ、かわいいね~」
「ぴーちゅけ、ちゅきちゅきちゅき」
「かあちゃん、どしたん」・・・
いっぱいおしゃべり出来るようになったもんね。
今はぽんたろうも一緒やし、テンション↑↑やんね。
もうちょっと落ち着いてくれたら、かあちゃんも安心やねんけどなぁ(苦笑)
むうう~、それはもうちょっと待って。
ぼちぼち落ち着くようにするから・・・
ほんま?
そしたら気長に待ってるわね。
ぽんたろうと仲良くまったりする姿を
かあちゃんは早く見たいなぁ~
ぴーすけとの出会いでした。
長々とお付き合いありがとうございました。