こんばんわ!
フレンチライフスタイルを送りたい方へ
『パリジェンヌのアパルトマン風
インテリアコーディネーター』
のラペです。
最近、世の中は
デジタル流行りが加速していますよね!
私も普段の仕事で、
たくさんのデジタルを扱うように
なってきました
パワーポイントから動画が作れる
ソフトを使ったり、
パソコンの画面を録画して、
動画編集ソフトで文字入れをしたり
不要な所を削除したりしています。
ついていくのがやっとです。。
ところでみなさんは、
3Dソフトをご存知でしょうか。
建築業界では3Dソフトを使って
完成予定の建物を3D化させて、
お客様に見てもらっています。
インテリアコーディネーターが
選んだ家具に近い部材を置いて、
3D化したものをお客様に見て頂くことで
完成イメージが湧きやすくなったり、
コーディネーターが提案した内容と
なりたい部屋がマッチしてるか
の確認もできます!
本日は、マイルームをサンプルにして、
3つの3Dソフトの使い勝手の違いを
話していきますね!
①Rebro(レブロ)
配管やエアコン、照明器具など
設備の3Dモデルを作るために
日本のNYKシステムズ社が開発した
ソフトです。
業務用の設備専門ソフトなので、
建築部材のクオリティは高くなく、
エアコンや照明器具以外に
家具は用意されていません。。
さらに、
ソフト一本あたりの値段が
100万円を越えてしまい、
とっても高いんです。。
Rebroは私が普段の仕事で使っていて、
手が慣れているだけじゃなく、
初心者にも使いやすいと
言われているソフトなので、
操作しやすいのが嬉しいポイント!
なので私は、
マイルームに置きたいなと思っている
家具をどこにどんな向きで配置したら、
うまく納まるかを検討する時に
Rebroを使いました♪
☝まずは壁や柱、天井、床、窓、ドアを入れて、
次に家具の寸法を測り
直方体や円柱などを組み合わせて、
寸法通りに家具の部材を
あちこち配置していきました。
マイルームはクローゼットを除いて、
6畳弱と極狭なので、
家具を納める以外に動線も考えないと
いけないのが一番大変でした。。
☝どうすれば良いか途方に暮れてた頃、
Rebroで書いた2D図面をPDF化して、
お世話になっている
インテリアショップに送って、
相談したこともありました!
最終的には、何とか自力で
配置を考えることができました♡
家具をいちいち移動させながら
位置を決めてくのはめちゃくちゃ
大変なので、Rebroのおかげで
余計な体力を使わずに済みました♡
②SketchUP(スケッチアップ)
アメリカのTrimble社が開発したソフトで、
有料版の『SketchUP Pro』と
無料版の『SketchUP Free』
の2種類があります!
なるべく容量の軽い家具を選ぶようにすれば
無料版でも何とかいけました!
ただこのSketchUP、
操作方法にクセがあって、
一筋縄ではいきませんでした...
SketchUPは一度、
四角形など2次元図形を描いてから、
高さを付けることで壁や床などの
部材を作ることができます。
☝2次元図形を作った後には必ず
グループ化という作業が必要だったり
☝操作によって部材を選択する方法
がいくつかあって、青ドットのみに
しないといけないのに、間違えて
青ドット+青線にしてしまうなど💦
一年かけて勉強した
『インテリアデザイン講座ビギナーコース』
にSketchUPの使い方動画が用意されていたり、
それを見ても分からない時は
講師に質問できたので、
何とか覚えられましたけど、
独学で勉強するのはキツそうです。。
無料版だと思ったように動かず、
容量オーバーでパソコンが固まることが多く
イライラして良く発狂してました(笑)😱
さらに商用利用ができないので、
インテリアコーディネーターとして
活動するのなら、月払いの有料版じゃないと
いけないのもウィークポイントですよね。。
③3Dマイホームデザイナー(メガソフト)
日本のメガソフト社が開発した
マイホーム検討用のソフトです。
価格はソフト一本あたりが1万円越えと
Rebroよりは安いですが、
お金がかかるので一度体験版を使って、
自分に合えば購入するのがオススメ!
日本製なので、
マニュアルや使い方の動画が揃っていたり、
不具合や分からない所を質疑できる
といったサポート面も充実してるのが
良いんですよねー!
☝フリーランスになるために始めた
『海外インテリアアドバイザー講座』では、
実際に1人のお客様を想定して
インテリアの提案をするという課題の時に
マイホームデザイナーを使いました。
ここで、
SketchUP Freeとマイホームデザイナー
との違いを比較してみました!
○家具やインテリア雑貨の種類は
SketchUPの方が多い
SketchUPは世界的に使われているので、
外国人が作ってくれたオシャレな家具
やインテリア雑貨をダウンロードして、
すぐに使えるのが嬉しいですね!
☝家具やインテリア雑貨は、
SketchUP FreeとSketchUP Pro共通して、
Warehouseという場所から
ダウンロードできるので、
どちらも等しく使えます。
マイホームデザイナーの場合は、
オプションで有料会員になるか
自分で一から作るしかないので、
お金や労力がかかってしまいますね。。
☝タペストリーがあるのはSketchUPのみ
☝ハンガーラックの種類が多いのはSketchUP(上)
☝試しに、私が愛用している
『SMORKくんの引き出し』を3Dソフトで
再現した所、ソフトの種類によって
こんな違いが出ました。
☝SketchUPでは
型が似ている引き出しを選んで、
現実と近い色に変えて取手を改造したら、
割とホンモノに近くなりました!
☝マイホームデザイナーでは
脚の短い引き出しを選んで、
各面にSMORKくんの画像を
貼り付けるのが精いっぱいでした。。
○壁、床、天井を一から入力しなくて
良いのはマイホームデザイナー
☝マイホームデザイナーは
『リビング・寝室・クローゼット』など
の部屋を選んで、下絵に合わせて成形すると
壁、床、天井が自動で作画できるので、
とても楽チンです!
SketchUPは四角形を書き、
高さを付けて壁、床、天井を
一から作らないといけないので、
時間がかかってしまいます。。
○家具の色を本物に近づけられるのは
マイホームデザイナー
☝SketchUP Freeは
使える色が決められてるので、
近い色を選ぶしかないのですが
☝マイホームデザイナーでは、
色を番号化したHSVまたは
RGBの入力ができるので、
実物の画像や写真から色番号を割り出して、
同じ番号を入力すると再現できます。
○扉の開閉表現ができるのは
マイホームデザイナー
☝SketchUP上で扉の開閉を
自在に操ることはできません。
☝マイホームデザイナーは例えば
3枚のクローゼットの扉の内、
どれを開閉させたいかや開閉の角度
まで選べるんです!
これらを総合的に判断すると
3Dマイホームデザイナーが
私は使いやすいかなと思います!
なのでこれからは
お客様の間取りを使わせて頂きながら、
マイホームデザイナーマスターを目指して、
3Dソフトを極めていきたいと思います💪
今日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました♪
ラペ(Mariko)