「再び、"彼"が来日する。」



 "彼"とは、今年8月に84歳の誕生日を迎えた、偉大なるピアニスト"アルド・チッコリーニ(Aldo Ciccolini)"のことである。



 2008年3月、齢80を超えたとは到底思えぬ強靭な打鍵と煌めく音色を存分に活かして『詩的で宗教的な調べ』(リスト作曲)を弾き切り、私を含めた会場中の聴衆を別世界へと連れ去っていったチッコリーニ…




 その"彼"が再び来日するのだから、絶対に聴き逃すわけにはいかない。



 クラシックを愛する者…  いや、音楽を愛する者は是非とも聴きに行くべきだ。



 素晴らしい公演になるであろうことは、この私が個人的に保証しよう。





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 『ジ・アート・オブ・アルド・チッコリーニ』


 【第1夜:リサイタル】

 日時:2010年03月14日(日) 開演:15:00
 会場:すみだトリフォニーホール
 曲目:シューベルト/ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
     ムソルグスキー/組曲≪展覧会の絵≫



 【第2夜:協奏曲】

 日時:2010年03月16日(火) 開演:19:00
 会場:すみだトリフォニーホール
 出演:アルド・チッコリーニ [独奏]
     ヴォルフ=ディーター・ハウシルト [指揮]
     新日本フィルハーモニー交響楽団 [管弦楽]
 曲目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
       同    /ピアノ協奏曲 第4番 ト長調



 【公演URL】

 http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002021123P0050001P006001P0030003P0030004






 先ほどまで、ミハイル・プレトニョフ指揮/ロシア・ナショナル管弦楽団の日本公演の模様が、NHKで放送されていました。


 曲目は、ベートーヴェンの交響曲第7番&第5番!!



 ピアニストとして活動を始めて世界的な名声を得たプレトニョフと、彼自身が設立したオーケストラである「ロシア・ナショナル管弦楽団」の見事な演奏を聴きながら、

「本当に素晴らしい指揮者になったなぁ~」

 と、一人で勝手に感慨に耽っていました…山羊座


 どうやら、指揮者転向直後からプレトニョフの代名詞となっていた"超個性的&奇才"との評価は、過去のものになりつつあるようです。。


 まぁ、超高速の『田園』などを聴くと、まだまだ「奇才健在」を感じさせますがね…



※ 「ロシア・ナショナル管弦楽団」は、1990年にロシア全土から名手を集めてプレトニョフが設立したロシア初の民間オーケストラであるが、結果的に「ロシア国立交響楽団」をはじめとする名門楽団から優秀な奏者を引き抜いた形となったため、当時は物議を醸した。



(完)

 皆さま、こんばんは


 日本時間の午前1時から行われた試合で、我らがレッドソックスがエンジェルスに惨敗し、まさかの3連敗で地区シリーズ敗退が決まったことで、完全に無気力状態のエリックです…ふらふら



 さて、こんな時はBeethovenの交響曲を聴いてやる気をだすのが一番るんるん


 そこで、第1番~第9番まで存在する偉大なる"Beethoven"の交響曲の『最愛』の演奏をご紹介しようと思います電球



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【第1番】

◆ ジョバンニ・アントニーニ指揮/バーゼル室内管弦楽団〔OEHMS〕

 時代の寵児であったBeethovenが楽壇に叩き付けた、画期的な交響曲の「先鋭性」がビシビシと伝わってくる名演



【第2番】

◆ マリス・ヤンソンス指揮/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団〔RCO〕

 『英雄』の影に隠れがちな第2番をこよなく愛するヤンソンスによる確信に満ちた名演



【第3番】『ある英雄の想い出に捧ぐ』

◆ ジョージ・セル指揮/クリーブランド管弦楽団〔SONY〕

 セルの"Beethoven"に賛否両論があることは承知の上です。

 それでも、『英雄』を愛する者として、皆さまに一度この高貴な演奏を聴いていただきたいと思い、ここに挙げました。



【第4番】

◆ エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮/レニングラード管弦楽団〔1973 Altus〕

 カラヤンとクライバーの名演の他、トーマス・ファイ指揮/ハイデルベルク交響楽団の快演なども捨て難く、まだまだ理想の演奏に出会えません…



【第5番】

◆ カルロス・クライバー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〔DG〕

 冒頭の4つの和音が強烈な印象を残す第5番の全容を、クライバーの演奏で初めて知ることができたのは幸せでした。



【第6番】『田園』

◆ ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/フィルハーモニア管弦楽団〔1953 EMI〕

 説明不可…

 『クラシック音楽』の道へと導いてくれた思い出の演奏



【第7番】

◆ ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〔1978 PALEXA〕

 この頃のベルリン・フィルは、文字通り"世界最強"のオーケストラだったということが腹の底から理解できる凄演です。



【第8番】

◆ パーヴォ・ヤルヴィ指揮/ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン〔RCA〕

 パーヴォの演奏を聴いて初めてこの曲の本当の素晴らしさに気付きました…



【第9番】『合唱付』

◆ オットー・クレンペラー指揮/フィルハーモニア管弦楽団・同合唱団〔1957 TESTAMENT〕

 数ある「第九」の名演の中でも異彩を放つ演奏。

 神格化されているフルトヴェングラーの『バイロイトの第九』に比肩しうる演奏だと思います。



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 貴方にとっての『最愛の"Beethoven"』は何ですか?






 (つづく)