卒業論文 

 

貨物船による 海上輸送は 変革の時代であった。 日本では まだ コンテナー

輸送が はじまっておらず、一般貨物は 沖仲氏(おきなかし)による 人力搬送が

主流の時代であったが、 時代は 高度経済成長の 変革期であった。

 

長尺物 例えば 木材は 海外から 輸入されてきた、そのような中 ハッチが長尺になり 2列の 艙口 の 木材運搬船が 採用され始めていた。

 

モデル船

 

この デッキ部を フェノール樹脂で 縮尺 製作し、光弾性 実験機で

 

引張を加え デッキの 応力状態を 計測 解析して 考察した。

 

論文 目次

 

光弾性試験 写真   応力発生状態 縞が密は 高い、応力集中が 角に発生

 

例1

例2

 

強度解析

理論計算

 

結言

 

結言

 

 

船の 縦強度というのは デッキが 引張状態になる ホッギング と

圧縮になる サッギング の繰り返し の 曲げ力に 耐えられるかという

強度性能を 判別する 考察

 

この実験は ホッギング での デッキ 引張状態で 解析した。

 

 

現実船の 計算は 厳密に 各部材の 断面性能を 算出し、最大 曲げモーメント

下で どの程度の 応力が 発生するか を 規則に基づいて計算し、各 船級協会の許可を得て 設計 製造

 

 

 

この 卒業論文 で  私の 造船屋の道 は

決まったのだと思う

 

(大学で 何を 研究するかは 人生の道を左右する)

 

(これも 先生、時勢 などとの 出会いが道を示す)

 

 

日立造船に 就職し 船殻設計 から 始まることになる

 

 

 

    船殻(せんこく 英語:HULL) : 船体の構造 

 

    他方は 船装(せんそう 英語:OUT FITTING): 船体の艤装

 

        2024.03.23    pedra-oishi