こんにちはpedcardです。
今回は神戸で行われた第91回日本超音波学会学術集会に参加してきました。
自分の専門の心臓だけでなく、色々な臓器の超音波検査についての最新の知見を得られるため、毎年とても楽しみにしています。心臓だけでも学ぶことはいっぱいあるのですが、心臓以外の領域の先生方の発表を聞くと新しいアイデアが浮かびます。
午前中入院患者さんの検査をして、お昼から出発。
なんとか教育セミナーの小児の虫垂炎診断のセッションに間に合いました。病理所見にまで踏み込んでエコーを評価し、手術の必要性などを検討されていました。もちろん自分も心筋(心臓の筋肉)の性状を意識してとは思っていますが、どうしても心臓という臓器の特徴ゆえ、動くメカニズムに目が行ってしまうことが多く、反省しながら聴講しました。
またシアーウェーブエラストグラフィーの教育セミナーも勉強になりました。右心不全の患者さんで肝うっ血や肝線維化などで困ることが多く、肝硬度(肝臓が固くなり、線維化する時に悪化してくる指標)を測定していますが、機械の会社間、測定方法などが様々で、一度しっかり系統だって勉強したかったので受講しました。勉強になったのですが、そうすると自分の施設ではこの講義の結果が出せる機械がないことを思いだしました。また上層部にお願いして、購入をしていただこうかな。
心臓面で一番興味深かったのは阪大坂田教授のランチョンセミナー。この学会は医師だけでなく、技師さんも多いため、丁寧に、言葉を選びながら、たとえを多くしながらお話されていました。そこでもやっぱりシアーウェーブのお話でした。肝うっ血の指標として心不全指標として用いられているのが印象的でした。
自分のところの発表は2日目。技師さんが発表してくれました。練習の成果をいかして、丁寧に発表できていたと思います。日常業務に忙殺され、夕方どころか夜まで患者さんのために頑張ってくれている様子を見ていると、発表の準備なんてさせれないとも思いますが、発表しなければ学会にも参加しにくく、参加して勉強しなければ患者さんに新しい情報を提供できないので、やっぱり頑張ってもらいます。ほんと頑張り屋さんばかり集まった良い技師さんたちです。
僕も学会に行かなかった他のメンバーに学会で得られた情報を伝えるつもりです。そして一人でも多くの患者さんと情報共有したいと思います。