今さらながら「まちがいだらけの自転車えらびー正しいロードバイクの選び方」を読んでみた。 | 人生とロードバイクを楽しむ雑学ブログ

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今さらながら「まちがいだらけの自転車えらび」
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知る人ぞ知る、エンゾ・早川氏の「まちがいだらけの自転車えらび」

という本を読んでみました。


エンゾ・早川氏は神奈川県で

エイド・ステーションという自転車店の店主であり、

バイシクルクラブという自転車雑誌にも寄稿している人物。


「まちがいだらけの自転車えらび」は、2008年に出版された本。


なぜ、今さら2008年に出版された本を読んだのか・・・


アマゾンレビューの賛否の差があまりにも激しかったから。

本の内容よりも、賛否の差に興味を惹かれ読んでみたくなったのです。


ついでに少しでも、ブログ記事の参考になればいいかな?

という思いもありました。


実際に読んでみたところ・・・

内容の良い悪いはさておき、

賛否が極端にわかれる理由がなんとなくわかりました。


一つはメッセージがもの凄く強い。

強いメッセージは批判も多くなるが、注目もされる。

批判される反面、共感する根強いファンを生む。

自分を売り込む、注目させる手段としては強力。


そして、自分の偏見をあえて強調する。

人がどうかは知らんが、俺はこういう考え方なんだ!

俺を好いてくれる奴だけ、好いてくれればいい!

嫌いなら近づかなくていいからな!


これをやると、自分を嫌う人は自然と離れていく。

自分にとって付き合いやすい人だけを集めることができる。


批判も多いが、熱烈なファンがいる理由は、

自ら相手を選ぶことで、相手からも選ばれるという、

ファン作りのテクニックが取り入れられているのかもしれません。


私が早川氏から受け取ったメッセージは、

売りやすいだけの安物の粗悪品なんか後悔するから買うなよ!

売るためなら手段を選ばないメーカーや市場に騙されるなよ!

売るためだけの情報操作に操られるな!

という自転車選びで失敗しないための

情報と「考え方」のように感じます。


書かれている内容には、

ものごとの本質を見抜く力を感じます。

私は結構楽しんで読めました。


「自転車えらび」の参考に、この本をすすめるか、すすめないか、

で言えば、私はすすめます。


正直、全てを鵜呑みにできる本ではありませんが、

自転車選びで損をしたくないなら、目を通す価値ある一冊です。


この本を読むことで、自転車業界の裏事情、

高価な自転車と安価な自転車の違いの理由を知ることができます。

あなたが自転車を選ぶ時にも役だってくれることと思います。


ただし、もの凄くクセが強い本なので読むなら覚悟が必要です。

この本を読み、冷静な判断と理解ができる人はある意味「大人」

かもしれません。


あなたなら、きっと大丈夫です。 

私でさえ冷静に面白く読めたのですから・・・


是非(よかったら)、読んでみてください。



今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!

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