前回の「自転車事故を起してしまった時の対処方法」に引き続き、
今回もツールドキング様のご厚意により頂きました資料「自転車の事故裁判の判例、賠償額」をご紹介させて頂きます。
ツールドキング様は名古屋を拠点に「スポーツ自転車買取専門店 kingsports」の店長をされており、プロの目から見たバイクユーザーのためを一番に思うサービスや情報を提供されています。
自転車事故の裁判の凡例を通して、事故が起こった原因や背景を知ることにより、少しでも事故が防ぎたら、という思いを込めてご紹介させて頂きます。
自転車事故に関連した裁判の判例、賠償額>
自転車通行可の歩道上で、歩行者を転倒させた裁判例。過失なし。
賠償額1449万5449円
信号機のない交差点内自転車通行可の歩道延長上の狭路上で、歩行者とすれ違いざまに転倒させた裁判例。
賠償額 約221万円
歩道上を進行していた自転車が、対向してきた歩行者と接触・衝突した事故の裁判例。
賠償額 約27万円
2台の駐車車両のある見通しのよくない歩道上を進行していた自転車が、対向してきた歩行者と接触・衝突した事故の裁判例。
賠償額 約160万円
歩道上で、自転車運転者が、反対方向から進行してくる歩行者に強風のため気付かず、そのまま衝突転倒させた事故の裁判例。
賠償額 約882万円
自転車も通行が許可されている下り坂歩道で、ショッピングカートをひいた老女と自転車運転者が衝突し、老女が死亡した事故の裁判例。
賠償額 約1614万円
自転車通行指導帯のある歩道で、自転車通指導帯を歩いていた集団を避けて歩行者用通行帯を走行している時、前方から歩いてきた歩行者と衝突した事故の裁判例。
賠償額 約438万円
夜間であったが、照明は十分明るく前方の見通しが良好な自転車通行可能の歩道上で、歩行者と接触して転倒させた事故の裁判例。
賠償額 約269万円、親の責任あり。
歩道上を歩いていた歩行者と逆方向から走行してきた自転車が追突し死亡させた事故の裁判例
賠償額 約3000万円
歩道上、同一方向に進行する自転車と歩行者の事故の裁判例
賠償額 約1913万円
(保険ビジネスの勧誘ではありません、加害者となってしまった場合の責任を負う一つの方法、被害者となってしまった場合の保障として保険加入をお勧めしています)
本当にありがとうございました!
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
