9/23(祝)、登戸2号線「道路空間利活用」体験会に行ってきました。
このイベントは、9/22(水)から9/26(日)の10時~16時までやっているそうです。
チラシはこちら↓
登戸2号線とは、向ヶ丘遊園駅北側と、登戸駅西側を結ぶ幅16mの大きな道路のことです。
現在整備が進められており、登戸駅側のほうは、ビルが建っていますが、
半分から向ヶ丘遊園駅側の方は、空き地ばかりでこれから整備という感じです。
今回のイベントは、登戸土地区画整理事務所が主催です。
歩道をどのようにするのかまだ決まっていなかったため、2号線沿いの地権者さんだけでなく、
周辺住民からも意見を集めたいということで企画されたそうです。
川崎市と2号線の地権者さんとの間では、相談を重ねて、
「登戸2号線沿道まちづくりコンセプトブック」というものを作っていました。
https://www.city.kawasaki.jp/500/cmsfiles/contents/0000128/128201/2gousen-conceptbook.pdf
表紙はこんな感じ↓
そうです、今回の体験会のイベントでも、このイラストが使われています。
このイラストでは、2号線沿いの両側に、ビルがあり、1階と2階は商業施設、
3階から上は住宅で、オシャレな街並みのイメージ図となっています。
今回の体験会の目的は、
・登戸区画整理事業でどんなことが行なわれているか、知ってもらう
・歩道をどのようなタイプにするのが良いか、周辺住民に聞いてみたい
のだそうです。
今回のチラシ(概要版)には、こんな↓図が載っています。
左側のA案は、歩道は同じ幅でずーっと同じ様にする案、
右側のB案は、車道をグニャグニャと曲げて、その分歩道は狭いところと広いところを設ける案です。
本部のところでは、アンケートに記入してくださいとお願いされます。
アンケートはWEBでも↓回答できるようになっています。
向ヶ丘遊園駅側から2号線に入ると、こんな看板が立っていました。
今回のイベントは、神奈川県に緊急事態宣言が出ている期間中に行われており、
近隣住民にイベントがあるという宣伝がされていないため、
祭日の昼過ぎなのに、ほとんど人が歩いていません。
※私は、キッチンカーを出店する方から聞きました。
道路の途中には、子供用の絵本が置いてあったり↓
ハンモックが置いてあったり↓
イスと机、パラソルが置いてあったり↓
子供たちが落書きできる黒板とチョークが置いてあったり↓します。
登戸駅側から入り、2号線の半分を過ぎたあたりに車両通行止めがあり、
そこから向ヶ丘遊園駅側を写すと↓、遊園駅北口にあるタワマン(アトラスタワー)が近くに見えます。
その手前の少し高い茶色いビルは、向ヶ丘PEDスポーツクリニック(以前の町田レディースクリニック)のビルになります。
↑の写真ではキッチンカーは1台しか映っていませんが、土日には数台のキッチンカーが出るようです。
2号線は、まっすぐではなく、少しゆるやかに右に曲がる道路になるようです。
最終的には、アトラスタワーや向ヶ丘PEDクリニックの右側を通り、
向ヶ丘遊園駅北側のバスロータリー(今よりかなり大きくなる)とつながります。
まだ空き地ばかりですが、これからどんなビル/住宅が建つのか、楽しみです。
電柱については今は建っていますが、今後、無電柱化の工事がされるそうです。
コンセプトブックについて、知り合いの地権者さんに聞くと、
「あー、それは区画整理事務所が勝手に作ったものだよ」と返事が返ってきました。
コンセプトブックは、2号線沿いの地権者さんと川崎市(登戸土地区画整理事務所)が一緒に相談して作ったとされていますが、”地権者さんの総意”ではないらしいです。
周辺住民の方に聞いてみると、「下北沢のような街に、登戸なんねぇよ!」という意見でした。
実際に、2号線を歩いてみると、すでに1軒家の住宅が建っています。
コンセプトブックでは、1階・2階は商業施設にすることになっていますので、
コンセプトブックに従っていない方もいるようです。
全ての意見が反映されるのは難しいと思いますが、街づくりのコンセプトについて、説明会をしたりして、もっと丁寧に地権者さんや周辺住民の方たちと話し合った方が良いのではないかと思いました。