7/30(金)に開催された、多摩区役所主催 認知症サポーター養成講座に、

講師の1人として参加させていただきました。

 

参加者は、16名ほどで、3分の2ぐらいは、サク...いえ、区役所職員の方でした。

「各課1名を選定して出席すること!」というお達しが出ていた様です。。。

コロナ禍なので、参加者が少ないのはしょうがないですね。。。

 

講師は、多摩区認知症キャラバン・メイト有志の会「たまのわ」から、3名(私もその1人)、

登戸地域包括支援センターの職員1名でした。

 

認知症サポーター養成講座、今年から変わった点が1つあります。

今までは、受講してくれた方に「オレンジリング」を配布していました。

今年からは、このオレンジリングが有料(1個100円)になったため、

川崎市では、下図のようなサポーターカード(無料)を配布することになりました。

今までのオレンジリングも、あらかじめ希望すれば配布することもできます。(ただし有料)

オレンジリングの有料化は、全国的な話らしいです。

事務局からは、市町村ごとにカードを作って配布することは構わない、図柄はこれを使ってくれと指示があった様です。

 

多摩区では、派遣する講師が4人(メイト3人、包括1人)ということが、暗黙の了解で決まっています。

以前は、メイトを4名派遣することもありましたが、3名体制になりました。

3名になった理由は、3名まで費用弁償として 川崎市から1名2,000円が支給されるからだと思います。

4名でやっていたときも、費用弁償をもらう3名が、もう1名の人に500円ずつを渡して、

結果的に4人で6,000円を分けて、1人1,500円ずつもらうルールになっていました。

 

今回私が説明を担当した場所は、介護している家族の気持ちを理解する、成年後見制度、市民後見人、日常生活自立支援制度、もの盗られ妄想について、実体験を交えながら説明しました。

 

私が一番言いたいことは↓です。

「認知症になっても、何もできなくなる訳ではありません。残っている能力を活用して、
たとえ料理ができなくなっても、野菜の千切りだけ、食器洗いだけでも、なんでもいいですから
ご本人に何かできることをしてもらえば、本人は家族の一員だと実感するでしょうし、
生き生きとした、充実した生活を送れると思います。」

 

「たとえ、認知症になっても、周りの理解と気遣いがあれば
住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるはずです。
皆さんには、そのサポートをお願いします。」