本日9/21は、敬老の日(祝日)でした。

毎年うちの町内会では、70歳以上の方に記念品(近所の商店街で使える商品券)をプレゼントしています。

 

今回から、うちの町会で新しく行なった事は、記念品贈呈するとき一緒に、「川崎市災害時要援護者避難支援制度」を紹介して、必要なら登録してもらうようにしました。

 

広域かつ大規模な水害が発生するような状況においては、避難に時間がかかる要援護者は、早めに避難することが必要ですが、行政による避難支援(公助)だけでは、人的、時間的な限界があり、地域の方々による支援(共助)が不可欠です。

 そこで、災害時に支援を希望する方から、区役所に登録申込をしていただき、その情報が、町内会・自治会、自主防災組織及び民生委員等の支援組織に提供されます。

支援組織では、平常時からの情報を共有することにより、災害時に避難誘導や安否確認等の支援を行うことができます。(下図参照)

うちの町会も、自主防災組織を編成していますので、いざというとき、支援が必要な方を優先的に避難所まで誘導することができます。

 

この制度、川崎市は今まで強く宣伝してきませんでした。

しかし昨年の台風19号被害の教訓から、この制度を利用しましょうと宣伝したり、マイ・タイムラインを作りましょうと、「タウンニュース」に載せて、宣伝を始めました。

 

マイ・タイムライン 市、要援護者避難に活用~タウンニュース2020/9/4号

 

私は、この制度があることを知り、さっそく町内会で宣伝して、必要な人に登録をしてもらうことにしたのでした。

 

法律や制度というのは、弱い人の味方とは限りません。知っている人の味方です。知らないと損することもあります。

 

この制度を知らないと、共助ができずに、助かる命が助からない可能性だってあります。

うちの町会では、台風などの風水害の災害が起きたとしても、人的被害を出さないように、できることからやっていこうと思います。