うちの町会で回覧してほしいと、区画整理事務所の方がチラシを持ってきました。

登戸地区区画整理事業の1つとして、公園が新たに3つ作られますが、

公園を作るにあたり地域住民のニーズを踏まえて作ろうとしているため、

町会から2名×7町会、地域住民5名、計20名程度から意見を聞きましょう、

という「公園ワークショップ」を開催するそうです。


私が気になったのは参加者の人数です。

開催場所の制約から、20名となっています。(区画整理事務所の広い会議室)

20名を公園ごとに3つのグループに分かれて、グループ毎で話し合うことになっているそうです。

なので、1グループは、町会2名×3町会+地域住民1~2名になります。

町会からは、町会会長クラスが出席するでしょうから、お互い顔なじみです。

内輪のグループに、いきなり見知らぬ人が参加して、言いたいことが言えるでしょうか。私なら言いづらいです。

なので、このワークショップでは、地域住民の意見が反映されづらいのでは?と思いました。

 

町会からの要望は、地域住民が考えている要望と、まったく同じでしょうか?

町会役員のほとんどは、70代の高齢者です。

でも公園を利用するのは、高齢者ばかりではありません。赤ちゃんや小学生の家族連れ、若い世代も利用します。

登戸地区の高齢化率(65歳以上の人口割合)は、約15%です。

このままでは、15%の高齢者の要望だけが反映された公園になってしまう可能性が高いと考えました。

 

なので、私は地域住民から広く意見を募集して、集まった地域住民の意見を、町会から要望することにしようと考えました。

 

よく考えたら、当たり前のことかもしれません。

自分の住んでいる街が、自分の知らないところで勝手に作られていくのは、あまり気分のいいものではないですしね。