私が所属している市民後見団体の話です。

多摩区まちづくり協議会が主催している「まちカツ!」に、今年も参加させていただきました。

多摩区で活動している団体が、自分たちの活動を発表する場として、「まちカツ!」があるのですが、多摩区まちづくり協議会は今年度をもって解散することになりましたので、最後のまちカツ!になります。

 

スケジュールはこんな感じ

2/7(金)~2/14(金) 多摩区役所1階アトリウムでポスター展示

2/11(祝) 13:00~16:00 まちカツ!@多摩区役所11階会議室

 

うちの団体ポスターは、こんな感じです。

今日の前半は、まちづくり協議会の12年間の活動報告、

後半は、23団体の活動発表およびポスターの前で交流

となっています。

 

前半の活動報告が、会長の説明が時間をかなりオーバーしてしまい

後半の開始が15分遅れるということになりました。

 

私が所属している団体は、3年前から私が発表を担当しています。

発表時間は3分間です。

 

今回は、さっきエレベーターでのエピソード(オレンジリング)を話して、

なぜ私がオレンジリングをつけているか(親が認知症になったから)を話して、

「法律は弱い人の味方とは限らない。知っている人の味方です。知らないと損することもあります。」と話して、「損しないために勉強会を開いていること」を説明しました。

 

そして、昨年から成年後見制度は大きく変わり始めていること、

 ①診断書のフォーマットが変わった。本人情報シートを提出するようになった。

 ②186の法律から欠格条項(成年被後見人、被保佐人)を削除する法案が可決成立した

 ③最高裁が「後見人には親族がふさわしい」と見解を示した。

 ④最高裁と専門職団体が「意思決定支援ガイドライン」を作成はじめた。

を説明しました。

そして、土曜かふぇ(学習会)のテーマは、成年後見だけでなく、認知症、地域コミュニティ、相続、訪問医療のこと(チーム・たまの鈴木先生を招いた)を話して、

みんなで勉強しませんか?と話したところで、ちょうど3分のチャイムが鳴りました。

 

その後の交流会では、何人かの顔見知りが「おつかれさまー♪」と声を掛けてくれたり、

「実は自分の親もちょっとヤバいので、どうしようか悩んでる」と話しかけてくれたり、

「私はまだ元気だけど、成年後見制度はわからなくなってから利用するものか?」など

実際に相談にきた方が何人かいました。

 

参加者の投票で選ばれたベストプレゼンたま賞には、「SIV(専修生田ボランティア)」と「僕らの夏休みProject実行委員会専修大学支部」の2団体(両方とも専修大学の学生)に贈られました。

 

多摩区まちづくり協議会は終わるけれど、若い人たちに託したいという皆さんの意思が感じられた結果になりました。

 

その後、立食形式の懇親会(アルコールなし)が、11階のレストランたまで行われ、最後ということで、私も参加しました。

その後、多摩区まちづくり協議会の(高齢の)人たちと、多摩区役所地域振興課の皆さんが後片付けをしていたので、私も最後までお手伝いしました。

※地域振興課は青少年指導員の担当でもあり、課長は顔見知りです。

 

今後は、多摩区まちづくり協議会がやっていたことは、多摩ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)が引き継ぐことになっています。

もしかしたら、来年以降も「まちカツ!」があるかもしれませんね。