私が所属している地元市民後見団体で、土曜カフェ(学習会)を開催しました。

テーマは「訪問治療の実際~認知症の方の事例を含めて~」

講師は、地元で在宅医療をしている、たま ふれあいクリニック院長 鈴木忠先生です。

鈴木先生は、チーム・たまの副代表もされています。

 

「チーム・たま」とは、在宅医療・介護が必要な方に、医療や介護、福祉、その他生活にかかわる多職種の機関が連携し、一つのチームとしてケアの提供に取り組むことを目指した団体です。

チーム・たまでは不定期に市民向け講演会を開催しています。

 

在宅医療には、訪問医療と往診がありますが、皆さんは、訪問医療と往診の違い、ご存じでしたでしょうか?

私はよくわかっていないのですが、私の母親も施設にいながら、月2回訪問医療を受けています。

 

訪問医療とは、通院が困難なものに対して、その同意を得て、計画的な医学管理の下に定期的に訪問して診療を行うことを言うそうです。

※母親は同意できないので、家族の私が同意しています。

往診は、通院できない患者さまの要請を受けて、医師がその都度、診療を行う事です。

 

この鈴木先生は、最初は病院に勤務していたそうですが、終末期の患者さんがいっぱい機械や管がつながっているのを見て、「ちょっと違うんじゃないか」と感じたそうです。

鈴木先生のお父様が亡くなるとき、家族なのに父親を見ずに、機械の方ばかり見てしまったそうです。(医者あるある)

 

鈴木先生は元々消化器外科の先生なのですが、認知症の専門医であり、コウノメソッド登録医でもあります。

こんな先生が近所にいると、安心ですね。