11月16日土曜日に、多摩区役所横の空き地で「登戸まちなか遊縁地」というイベントがありました。
主催は、登戸まちなか遊縁地実行委員会・多摩区商店街連合会・登戸東通り商店会・区役所通り登栄会商店街振興組合です。

わたしは、町会青年部として、また、地元市民後見団体として、2つのブースを出店しました。

 

↓街中に貼られたチラシ

 

このイベントは、区画整理で空き地が増えて寂しくなった街、登戸を元気づけようとして企画され、毎年実施されています。
イベントの目玉として、ほぼ毎回メリーゴーランドを設置したり、逆バンジーを設置されていますので、子供たちにとって楽しいイベントです。

 

↓メリーゴーランド

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↓逆バンジー(係員が上を見ています。その視線の先(空中)に少年がいます)

 

この「登戸まちなか遊縁地」は、タウンニュース(多摩区版)にも写真付きで掲載されました。

まちなか遊縁地(ゆうえんち) 登戸の未来、共に考え 「市民の声」調査結果を掲示

 

区画整理の空き地を利用しているので、昨年空き地だったところが、今年は家が建っていたりするので、毎回開催場所が変わります。

実はこのイベント、今年6月にも予定されていましたが、あのカリタスの悲しい事件があったため、中止となっていました。

 

区画整理の影響として、以前登戸にあった「肉の伊勢屋」さんが引っ越してなくなってしまいましたが、このイベントの時だけ、限定出店しています。

所ジョージさんが勧めたことがあるこのお店は、いつも行列ができていました。

 

実行委員会のメンバーの1人に、うちの町会の理事さんもいます。
この方、以前は都心で働いていましたが、生まれ育った登戸に戻り、事務所を開いています。
2年前、私が町会理事になった同じタイミングで、この方も新しく理事になってます。

 

町会の人に聞くと、「このイベント、もう10回もやってるの?知らなかったよ」と、ほとんどの人が言います。
こんなにデカいメリーゴーランドが、自分の町内に設置されていても、気づかないのです。

町内への回覧は、見ても覚えていない、町中の電柱にチラシが貼られていても気づかない、土日は家でゆっくり休んでいるので、外に出歩かないから、などの理由があるのでしょう。

 

このイベントには、キッチンカー6台含め、約40の団体が飲食、物販、展示などのブースを出展しました。

町会青年部として、子供向けの「ヨーヨー釣り」を出しました。

地元市民後見団体として、団体紹介と紹介ビデオを流して、会のチラシなどを配布しました。

 

↓うちの会のブース(テレビに当会紹介動画を無限ループで流しました)

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主催者が配慮してくれたのか、2つのブースは隣だったので、私は2つのブースを楽に行ったり来たりすることができました。
イベントは12時開始だったのですが、町会青年部は人手不足のため準備が間に合いませんでした。
急遽、当会もヨーヨー釣りの準備を手伝います。
こういう"地道な行動"が、お互いの団体を知るきっかけとなります。

 

地元市民後見団体は、ハッキリいって地域住民にあまり知られていません。
しかし、地道にこういうことを継続していけば、地元に知られるようになり、
認知症で困ったら、あるいは、成年後見制度で困ったら、うちの団体に相談するようになるかもしれません。

 

以前ブログで紹介した登戸のカフェ「Ribot」も出店しています。いつも長い行列ができていました。

↓写真左端、Ribotのご主人がコーヒーを入れています。

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町会の理事会で、「町会の人にもイベントを支援してほしい」と実行委員会の理事さんは熱弁をふるって宣伝しました。

しかし理事さんたちは、自分には関係ないと思ったのか、イベントに来てくれた人はほとんどいませんでした。

今後は「どうやったら、理事さんたちに、この区画整理の問題を、他人事ではなく自分事だと認識してくれるか」、そして、「どうやったら、地域住民同士たすけあうことができるのか」を、考えたいと思います。